a2.ドラキュラ

解説
発祥:アイルランド　出身:ルーマニア（トランシルヴァニア）
吸血鬼の代表として知名度を持つ彼はアイルランドの小説家ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」で登場しているキャラクターだ。しばしば勘違いされるが英語で吸血鬼はヴァンパイアであり、ドラキュラの民間伝承はない。能力として蝙蝠に変身することで有名だが他にも狼や霧に変身する事ができ、超能力で動物を使役することが出来る。更には屈強な男20人分に相当する怪力を持ち、爬虫類の様に壁や天井を歩き、眠術、テレパシー、天候を操ることが出来る。夜中になると棺桶の中から出て来て、血を求め活動する。そして、狼のような牙で首に噛みつき血を啜るのだ。血を吸われた人間は呪いで同じ吸血鬼と化してしまう。劇中では美女の血を求めロンドンへ渡航して来た。ドラキュラの元になった人物は15世紀のワラキア公国の君主ヴラド・ツェペシュとされ、「串刺し公」として恐れられていた。ドラキュラの弱点として、「十字架とニンニクに弱く近づくことが出来ない」「招かれないと家に入ることができない」「流水を渡ることもできない」そして心臓に杭を刺すことでしか殺せないのだ。なお「日光を浴びると灰になる」と言われるが、これは後の派生作品等に付け加えられた後付けの設定だ。