◆O.H.◆Colorfulu Pure Girls

クレア「社長さんにCPGの制服貰っちゃった♪　これ、ホンモノとの違いほとんど無いんだって♥　――ところでこれ、なーんだ♥　ふふっ、みひろちゃんのL●NEだよ♪」
アリス「オーナーさん、悪趣味よね。あんたが推しの新島みひろの衣装をあたしたち三姉妹全員分用意するんだもの♥　ま、でも正真正銘のあんたの一番はあたしたちだって知ってるし？　――？　なんであんなにいい条件なのに断ったのかって？　だってあの条件、レオ姉のおまけみたいなモノじゃない？　あたしはあたしの実力でアイドルになりたいの」
レオナ「うちの社長、すっごく残念そうだった、の。でもね、あれが、いっくんの、みんなからの評価、だよ♥　気が変わったら、いつでも言って、だって♥」

レオナの事務所の社長さんから呼び出された内容というのは――クレアとアリスと、あと俺を芸能界にスカウトしたい、ということだったが……俺とクレア、アリスの回答は「NO」だった。
少なくとも俺は、本気でプロを目指しているわけじゃないが部活を頑張りたいし、アリスは先のようなことを社長さんに直接言うし、クレアは――よく分からない。
事実そうなのだから周りも一切否定しないほど、自分自身を美少女と言って憚らないクレアだが、ルッキズムの極地である芸能界に挑まない理由が、俺には想像もつかない。
身内びいきを抜きにしても、そんじょそこらのグラビアアイドル顔負けのプロポーション、私大の二大巨頭にも余裕で合格できるほどの頭脳、欠点らしい欠点すら見当たらないパーフェクト超人なクレアなら、多分上から数えた方が早いレベルのタレントになれると思うのだが。

まあそれはさておき日常が戻ってきた。
あの、最後の最後で新島みひろが爆弾を投下したせいで、阿鼻叫喚の地獄絵図になってしまったイベントに参加していたことが部活の仲間にもバレてしまった。
ただまあ……うちの学園の連中は、現役モデルなLEONAを「まあそういう人もいるよね」と流すぐらいにはその辺がドライなのか、学園祭での出し物でうちの部活は執事喫茶にしようぜお前接客な、とかそういう軽いノリで収めてくれるのがありがたい。

そういうわけで休日に例のフォトスタジオに赴くと――既に俺の『カノジョたち』衣装が用意されていた。
ご丁寧に新島みひろのイメージカラーの青ですか。
アリスのは縁取りが金色だしこれ前期型だな？　クレアのは縁取りが白だから中期型か。
で、レオナが縁取り無しだから現行モデル……と。
なんだこれ、いじりか？　いじりなのか？
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またどこかで「えらぶるっ!!」との合同コスやります。
多分私服でカラオケパーティーでしょうか。
みひろと「オサナナジミハーレム」組の持ち歌、設定はあるのですが発表する機会が無いので。
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↓↓お題箱作りました。うちの子たちで見てみたいシチュがあったら是非↓↓
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