NEXT レアンとユリン４

【概要】
レアン：「いきなり何を言い出すかと思えば、アホらしい。」
　ユリンの要求は『ヴェルクと仲良くすること』。レアンにとって、ヴェルクは険悪な中。出会えば、喧嘩に発展することが多々。レアンもヴェルクと親睦を深めるつもりは毛頭ない。
ユリン：「ヴェルクと何があったのか、分からない。・・・でも、仲良くしてほしい。」
レアン：「どういう思考回路してんだ？過去に俺とアイツに何かしらあって、嫌っていることを知っているくせに、仲良くしろって？さては、あんまり人と話したことないだろ？」
　唐突な本題の入り方、双方の心境を無視した提案や自身の経験からユリンのコミュニケーション不足を指摘する。
ユリン：「確かに、私は、ヴェルクと会うまで外の世界を知らなかった。ヴェルクとの出会いが私を変えてくれた。だから、私はヴェルクと一緒にいたい、ヴェルクに幸せになってほしい。だからー」
レアン：「今の言っていて恥ずかしくないか？」
ユリン：「恥ずかしくない。」
　ユリンは自分の発言に動揺することもなく、思っていることを話す。
レアン：（これは、特定のことになるとマシンガンの如く話すオタクやマニアのタイプに似ているな。だがー）
　どれだけ、ユリンに『仲良くするように』と言われたとしても、レアンは応える気はない。そもそも、一方的に頼まれてもレアンの事情を知らずに言われたところでやる気など起きない。
レアン：「もう少し、人に好感が持てるトーク力を学習しろ。セリィと話す機会あるんだろ？アイツはそういうの心得ているから。」
ユリン：「ム～～～っ」