学園物語　皐月祭

オリジナル作品、Net:idoLの第三章の舞台、皐月です。

第三章
10万人が入れる巨大な場所と、その全てを見渡せるステージ、通称"皐月"は5月末頃に3日間だけアイドル達のフェスティバルステージに変わる。
ここでは審査員は一般の客であり、審査員は殆どが初心者である。
既存のファンに頼るような戦い方ではなく、既存も新規となるファンも楽しめるステージにできるか否かが大切だ。
そして、3日終了後に投票によって皐月賞金賞銀賞銅賞選別賞が選ばれ、特別な栄誉と称号、アクセサリーが授与される。
ここで称号を貰う事が、雪乞ノ宮に招かれる条件である。

祭に参加するのは簡単で、誰でも参加できる。しかしその参加方法ではいい時間帯のいいステージは殆ど使えない。アイドルとして有名になる為にも、見てもらう為にも皐月祭関係者からの推薦状、もしくは皐月祭で賞を受賞した者からの推薦状をもらって参加する必要がある。
Octoberは自身のコネを使って推薦状を用意しようとしたが、裏で大和に邪魔される。
Phantomは1人大和の所に向かい推薦状を貰えるように交渉する。

シークレット・ミニライブ

大和がPhantom（Peeping）に押し付けた条件は二人でライブをする事だった。
5人程しか入らない、検索しても出てこない場所でのライブという事でPeepingはそれを引き受けるが、観客にはLilyの姿があった。

Lilyと出会ったPeepingだったが、彼女は大和に対して何処で見つけたのかを聞くだけで再開を喜ばない。
大和はLilyに対し

「貴女は選ばれなかった、Etoileでも春歌でもない、私が選ばれたのがわかった？」

そう言ってケンカをふっかける。
それに対しLilyは自分の証拠となるログを提出すると言うが、大和はLilyのログの不自然な点をあげていった。

「都市伝説レベルの話ではあるんだけど、ログの改ざんってできるみたいよ。まるでサブアカウントで活動するネットアイドルがいるみたいな話だけどね」

開幕　皐月祭
Octoberの努力とENIGMA民からの投票もあり、TOPはいい時間帯で望んでいた学園ステージを確保した。
新曲の練習をする事になるが、いくつかの問題が発生する。

オリジナル曲の発注を春歌にしたことによって、Octoberの怒りを買う。
天歌が曲作りをして、それを採用する。
そして、皐月祭の出場グループ一覧から主人公のグループTOPを見つけた春歌が、自分の作った曲を使ってないのを知り不仲になる。

目指せ、皐月賞
三人は最高の時間帯にステージに立ち、天歌の作った曲を披露する。
よくできてはいた。だけど、皐月賞には届かないだろうとささやく声が三人に聞こえてくる。
結果、彼女たちはグループ結成2ヶ月で銀賞という快挙をなしとげるが招待状は届かなかった。
しかし、次の日雪乞ノ宮がグループの拠点を訪ねてきた。
その時は天歌しか拠点にいなかったが、どうやら興味をもってくれたみたいで招いてくれるらしい。