ルノー4CV

フランスの代表的な自動車メーカーであるルノーが1946年から61年にかけて生産した小型乗用車です。

ドイツの国民車であるフォルクスワーゲン・タイプ1の影響を受け、フル・モノコックボディとリアエンジンが特徴で、フランスで初めてミリオンセラーとなった乗用車です。

　全長3,600mm
　全幅1,430mm
　全高1,480mm　
　ホイールベース　2,100mm
　車両重量　560kg
　排気量　760cc
　最高出力　17hp

第2次世界大戦後、ルノーは国営化され、ルノー公団として再出発しましたが、1946年に戦後初の新モデルとして4CVがお目見えしました。2ドアであるフォルクスワーゲン・タイプ1とは異なり実用性を重視して4ドアが、リアに搭載されたエンジンはビートルが空冷水平対向4気筒であったのに対し、4CVでは水冷直列4気筒OHVが採用されました。

3タイプのカラーバージョンとタクシータイプ、それと色塗り前の線画をアップします。