【一次創作】水唐(すいとう)
別名は“怨水児”(おんすいこ)
供養されなかった水子の怨霊が変化した妖怪。
普段は3~4歳程度の幼い子供に化け、水辺で獲物を待ち構えているが、その正体は悍ましい怪異。
恨みが晴れるその時まで、自身が沈む水辺に近づく生者を引きずり込む。
というのが本来の水唐で、自然発生したものは皆この生態を持つ。
しかし、大陸総統の捨てた愛人が流産した我が子に恨みの念を注ぎ込み、彼女の親族たちが霊力を貸したことで通常より巨大・狂暴化。
彼女たちの意思のままに操られる殺戮人形と化してしまった。
母と自身の恨みを晴らすため、河を遡り、結界を破壊して都へと侵入し暴れた。
文明開化に伴って古い道術等が廃れ、修行をしているものももっぱら実践的な武術だけだったため、当時の軍人たちや国家所属の退治屋・術師たちではまるで敵わず、彼等を取り込んでさらに暴走した。
それにより市民への被害も出はじめたため、王宮を守る天界人・黄龍将軍が討伐に向かうことになる。
しかし、天界の介入を予期して随行していた愛人の女性と、彼女が人質として誘拐した子供が水唐とともにいたことで「無垢の市民を殺められない」黄龍将軍は手が出せなくなり、動揺してしまった。
その隙に脚部に手痛いダメージを受け、一時撤退せざるを得なくなる。
その後、総統が混乱に乗じて国府を捨てて脱走し、姿を消していたことに気づき、2人の怨念は増大。
それに伴い術が暴走し、人質の子どもだけでなく術師の親族衆、さらには母親さえも喰らってさらに巨大化してしまう。
そして首都を蹂躙し尽くした後、総統の豪華な邸宅を徹底的に破壊すると、その後を追っていった。
国境間際で総統を追い詰めるも、全快した黄龍将軍に阻まれ、再戦。しかし、人質を一人も残していなかった為手加減されず、彼女の属性が苦手とする「雷」ということもあり、一撃でに倒された。
依代となった赤子の魂は将軍についてきた将輝の不器用な介抱を受けて人の温かさを知り、成仏する。
総統はそれに不満を述べたが、自身は敵前逃亡罪などで捌かれることとなった。
供養されなかった水子の怨霊が変化した妖怪。
普段は3~4歳程度の幼い子供に化け、水辺で獲物を待ち構えているが、その正体は悍ましい怪異。
恨みが晴れるその時まで、自身が沈む水辺に近づく生者を引きずり込む。
というのが本来の水唐で、自然発生したものは皆この生態を持つ。
しかし、大陸総統の捨てた愛人が流産した我が子に恨みの念を注ぎ込み、彼女の親族たちが霊力を貸したことで通常より巨大・狂暴化。
彼女たちの意思のままに操られる殺戮人形と化してしまった。
母と自身の恨みを晴らすため、河を遡り、結界を破壊して都へと侵入し暴れた。
文明開化に伴って古い道術等が廃れ、修行をしているものももっぱら実践的な武術だけだったため、当時の軍人たちや国家所属の退治屋・術師たちではまるで敵わず、彼等を取り込んでさらに暴走した。
それにより市民への被害も出はじめたため、王宮を守る天界人・黄龍将軍が討伐に向かうことになる。
しかし、天界の介入を予期して随行していた愛人の女性と、彼女が人質として誘拐した子供が水唐とともにいたことで「無垢の市民を殺められない」黄龍将軍は手が出せなくなり、動揺してしまった。
その隙に脚部に手痛いダメージを受け、一時撤退せざるを得なくなる。
その後、総統が混乱に乗じて国府を捨てて脱走し、姿を消していたことに気づき、2人の怨念は増大。
それに伴い術が暴走し、人質の子どもだけでなく術師の親族衆、さらには母親さえも喰らってさらに巨大化してしまう。
そして首都を蹂躙し尽くした後、総統の豪華な邸宅を徹底的に破壊すると、その後を追っていった。
国境間際で総統を追い詰めるも、全快した黄龍将軍に阻まれ、再戦。しかし、人質を一人も残していなかった為手加減されず、彼女の属性が苦手とする「雷」ということもあり、一撃でに倒された。
依代となった赤子の魂は将軍についてきた将輝の不器用な介抱を受けて人の温かさを知り、成仏する。
総統はそれに不満を述べたが、自身は敵前逃亡罪などで捌かれることとなった。
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2024-08-13 10:10
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