漫画の試作#5 【Otonized】

続きです。設定の考証に時間を費やしましたが、絵自体は雰囲気そのままに全体的な省エネ化を行いました。引き続き制作時間短縮を推進していきます。以下補足

Q.なんで彼女はキレてるの？
巨大化の副作用に「感情の高ぶり」があるためです。しばしば感情や衝動を抑制することが難しくなります。

無線について
ここで登場する部隊は自衛隊ではないのですが、無線機による会話はなるべくそれっぽく感じられる言い回しにしたつもりです。
もちろん通信のすべてを表しているわけではないので、シーンに合わせて要所要所を抜粋していたり、「おくれ」とか「おわり」にあたる表現も省略しています。あと暗号とかも。

登場する部隊について
彼らはこの地域の民間人避難計画に係る警護小隊です。小隊は「警護第一班」と「警護第二班」で構成されており、警護第一班長が警護小隊長です。
車列は前から、第一班「LCCV(軽指揮通信車)」　、「トラック隊」　ー第二班「LAC(軽装甲車)」、「トラック隊」の並びです。

今回、警護小隊長は独断で対話を試みたものの失敗し、敵の攻撃を受けて生死不明となったため、警護第二班長が速やかに警護小隊長指揮代理となり、以後現場の指揮をとっていきます。
なお、普段は前線から離れた場所(主に非戦闘地域)で活動しているため、装備はあくまでも対人戦を想定しており、当然大人兵器に対してはあまりにも無力でした。この回では、敵に投降するか味方到着まで抵抗するかという選択肢において、後者が選ばれました。