2024年10月水曜日クラス成果報告
デッサンスタジオ京都の2024年10月水曜日レギュラークラスの皆さんの成果報告です。
今月のテーマは「大きなモノを描く」でした。
みなさんは普段モノを見る時、ご自身の目線を意識されることはあまりないのではないでしょうか。
大きなモチーフを描く時は特にモチーフの見方を意識しないと画面上で大きくズレてしまいます。
その辺りを感じていただきたくて、今回は大きなモチーフを描いてもらう、というテーマでデッサンをしていただきました。
出したモチーフとしては、
「木箱」」
と
「車のタイヤ」
でした。
木箱は縦に大きく、ストロークも長めに描いていかないと硬さや大きさが十分に表現出来なかったのではないでしょうか。
縦に長いストロークが必要になってくる分、右利きの方は左側に、左利きの方は右側に直線が微妙に弧を描いてしまい、真直ぐな印象が作り辛かったかもしれませんね。ただこの辺りは線そのものを修練で真直ぐ引けるよう練習していただくのと、何とか硬い鉛筆なども使いながら調整していくしかありませんので、時間があった方はかなり真直ぐな直線に見えるよう調整出来ておられた印象です。
車のタイヤにつきましてはホイール部分の金属感とタイヤの部分のゴムの質感がなかなか難しかった印象です。
非常に大きいものでしたので、そのすべてを描き切って欲しいわけではなかったのですが、出来る限りタイヤの大きさ、質感の違い、重たさのようなものを表現いただきたくて出しております。
その意味では最終的に皆さんかなり重たさや質感などの表現は出来ておられたように見受けられますね。
どちらのモチーフもパッと見た時は上から見ているため上面についてはパースの狂いは少ないのですが、モチーフそのものが大きいため底面を図る際にご自身の目線が下がっているという認識を持ちにくかった方が多かった印象です。
大きなモチーフはパッと見た印象のときの目線と細部を見る(特に画面下方部分について。)場合の目線では大いにズレていることを認識していただけると、どこを修正すれば良いのかをご確認いただき易いと思います。
是非ご自身の目線がどこであるのか。モノをご覧になる時は意識するようにしていただきたいですね!
次回は物語性のあるモチーフを描いてみていただこうかと思っております。
次回も頑張ってまいりましょう!
今月のテーマは「大きなモノを描く」でした。
みなさんは普段モノを見る時、ご自身の目線を意識されることはあまりないのではないでしょうか。
大きなモチーフを描く時は特にモチーフの見方を意識しないと画面上で大きくズレてしまいます。
その辺りを感じていただきたくて、今回は大きなモチーフを描いてもらう、というテーマでデッサンをしていただきました。
出したモチーフとしては、
「木箱」」
と
「車のタイヤ」
でした。
木箱は縦に大きく、ストロークも長めに描いていかないと硬さや大きさが十分に表現出来なかったのではないでしょうか。
縦に長いストロークが必要になってくる分、右利きの方は左側に、左利きの方は右側に直線が微妙に弧を描いてしまい、真直ぐな印象が作り辛かったかもしれませんね。ただこの辺りは線そのものを修練で真直ぐ引けるよう練習していただくのと、何とか硬い鉛筆なども使いながら調整していくしかありませんので、時間があった方はかなり真直ぐな直線に見えるよう調整出来ておられた印象です。
車のタイヤにつきましてはホイール部分の金属感とタイヤの部分のゴムの質感がなかなか難しかった印象です。
非常に大きいものでしたので、そのすべてを描き切って欲しいわけではなかったのですが、出来る限りタイヤの大きさ、質感の違い、重たさのようなものを表現いただきたくて出しております。
その意味では最終的に皆さんかなり重たさや質感などの表現は出来ておられたように見受けられますね。
どちらのモチーフもパッと見た時は上から見ているため上面についてはパースの狂いは少ないのですが、モチーフそのものが大きいため底面を図る際にご自身の目線が下がっているという認識を持ちにくかった方が多かった印象です。
大きなモチーフはパッと見た印象のときの目線と細部を見る(特に画面下方部分について。)場合の目線では大いにズレていることを認識していただけると、どこを修正すれば良いのかをご確認いただき易いと思います。
是非ご自身の目線がどこであるのか。モノをご覧になる時は意識するようにしていただきたいですね!
次回は物語性のあるモチーフを描いてみていただこうかと思っております。
次回も頑張ってまいりましょう!
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2024-10-29 14:32
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