献立を考える飯炊き　ウルイ

もっと生活感を強調しよう、と絵師さんにお願いしてみたところ、市場を回る主婦っぽい一枚が届きました。
相変わらず絵師さんの描く女性は主婦にしては幼すぎますが、今更な気もしますので投稿に踏み切りました。
なにか考え事をしていてちょっと上の空になっている表情に見えたから、「献立を考えている」ことにしました。
※テーマ「和国の住人」も人数がだいぶ増えてきたし、そろそろテーマの変更を検討しようかと思います。

スライムの干物で包まれた保存食よりも現地の採れたて食材を好むウルイは、ある富豪に仕える飯炊きです。
雇われの身ですが、実際には富豪の愛人とも言える立場にあり、彼との間に何人もの子供をもうけています。
徹底した食生活のせいか、あるいはドワーフの血が流れているためか、年齢を重ねても、彼女は幼く見えます。
不思議なことに生まれた子は女の子ばかりで、お陰で彼女は世継ぎ争いとも無縁に穏やかに暮らしています。
市井では「全ては彼女の計算通り」との噂もあり、きっと彼女はそれを可能にする聡明さを備えてるのでしょう。

※一応オリジナルのはずなので「うちの子」と言いたいのですが、自分で描いていたわけではないので迷ってます。
もし「うちの子」という呼び方を使ってはいけないでしたら、お手数ですが教えてください。ありがとうございます。