「さぁ、行こうか」
「指揮なら任せて。伊達に歳を重ねてるわけじゃないから、安心してよ」 「そうね、片っ端から弾丸ぶち込んじゃいましょ」 「索敵範囲内にいる敵は全て討つこと。一つたりとも逃がすことのないように」 「無駄な戦いは避けなさい。司令官さえ倒せば、勝ち戦になるんだから」 「あぁ、戦いは嫌いなんだけど、そうも言っていられないんだよね……私がやらなきゃ、誰がやるってことだもの」――「さぁ、宇宙へ上がろう。故郷を守り、そして還ろう」――彼ら五人の提督は、立ちふさがる敵を討ち果たし、きっと人類に勝利をもたらしてくれることでしょう。貴方が味方であるならば、協力も惜しまないでしょう。貴方がヒトであるならば、もしかしたら敵対してしまうかもしれません。貴方がヒトでないのなら、その時は故郷を想いながら慟哭と暗闇に沈むことになるでしょう。…………(提督五人衆でした)
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2010-08-07 02:28
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