【DA】ストレンジネス・オン・リム・オブ・アビス

はい。突然です。
定置ソナーにもカメラにも、それまで反応は無かったんです。

浮かんでたんです。こう、ふわふわと。
我々からこう、一定の距離を置いて。

……おかしいですよね。
そのときは海流が強かったのに、推進器を使う様子もなく。

咄嗟に、護身用魚雷を構えました。
とはいえこちらは作業艇、相手は準大型ウォッシュ。
時間稼ぎでも出来れば御の字かな、と。

……ええ。消えました。
次に海流がきた途端、現れたときと同じように。
生きた心地がしませんでしたよ。

はい。ちょうど30m径の穴でした。
沈没船に開けられた穴の大きさ、嘴と触腕の削り痕から、おそらくあれが食べたのだろうと。
我々を襲わなかったのは、偶々腹いっぱいだったから、かもしれません。

――ODPC調査部作成、超深層開拓団からの聞き取り記録より抜粋

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ダイバーアクアリウム、ファンアートとしてシーンを一つ。
時系列は厳密には定めていません。

ポリプル(illust/122716963)の謎めいた外観と生態に心惹かれ、目撃情報を描いてみました。
暗闇とウォッシュが迫る超深層、その不安を描き出せていれば幸いです。

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制作に当たり、以下のメカをお借りしています。

・ポリプル(illust/122716963)
・シーボーイ(illust/119253601)
・マルマリン(illust/119732286)

以下の自作機材を使用しています。

・ポッドモジュール(illust/122717357)
→大型コンテナモジュールと居住モジュールで、簡易基地としています。

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(2024-11-09:使用機体・機材シートへのイメージレスポンスを追加)