上昇気流にさらわれて

もうだれもいない廃屋の中に入ると、ひんやりとした空気が私を包む。
肺の奥まで冷たい空気を吸い込んだとき、大きな雲から抜けだした太陽が穴の開いた天井を貫き真上から差し込んだ。冷たい空気は温かい陽気に当てられ、風となって私の帽子を攫っていった。…いや、親友が呼んでいるのかもね。◆生配信お疲れ様でした!背景はとある方の素晴らしい絵にインスパイアされてます。相変わらずキャラクターが小さくなってしまっているので、クリック推奨です。
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2010-08-09 02:48

 山葵


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