ストⅡっぽいＦＦ6　15

Cayenne サムライ　カイエン・ガラモンド　５０歳　Cyanというスペルもある。
マッシュとシャドウが帝国陣に潜んでいたころ、兵隊長に率いられた大勢の帝国兵がドマ城に攻め込んでいた。籠城戦も長くはもちそうにないと意気消沈するドマ兵達の前に一人の剣士が現れる。彼の名はカイエン。ドマの城に長年仕えるサムライだ。
カイエンは攻め入る帝国兵や隊長に単身挑み勝利する。隊長が身につけていた反撃しやすくなるブラックベルトを入手。
そのころ帝国陣のマッシュ達はテント内の開かない宝箱を蹴っ飛ばしてドーベルマンに襲われたりしていた。
レオ将軍と部下の会話を盗み聞く。ドマを落とす為なら命も投げ出すという部下に、お前が死んだ時どんな顔をしてお前の家族にその剣を渡せばいい？命を粗末にするなと窘めるレオ。
そこに再度ケフカが現れ、レオに嫌味をいう。レオは敵国とはいえ人道に反するような行いはするなよとケフカに言い立ち去る。しかしケフカはドマの川に毒を流して捕虜になった帝国兵ごと全滅させようと画策していた。
それを聞いたマッシュ達はケフカを追う。戦いながら逃げるケフカ。途中、テント内の宝箱を開けるとサテライトと言う防衛メカが襲ってきて、倒すとグリーンベレーを落とした。
マッシュ達を振り切ったケフカは触れただけで死に至る猛毒を川へ流す。屋上から見張っていたカイエン、ドマ兵は城の異常事態を見て毒だと気づき、急ぎドマ王や兵たちの元へ駆けつけるが時すでに遅かった。ドマ王はカイエンに長年の感謝を言い残し事切れる。
そしてカイエンは自室へと駆け込む。そこには愛する妻ミナと、幼な子シュンがいた。二人はもう何も語らない。もう動く事は無かった。
『こんな事が……許されていいのか……』　彼は刀を握りしめ、帝国の陣地へと駆け出した。
見失ったケフカを探していたマッシュ達の前に、帝国兵に斬り込むカイエンが現れる。怒りと悲しみをぶつけるように帝国兵をなぎ倒すカイエンに助太刀する二人。正面に立つと敵だと思われて吹き飛ばされたりもした。
魔導アーマーに乗って陣地を抜けようと提案する。カイエンは機械が苦手で魔導アーマーは暴走したがなんとか脱出した。しかしドマ城は帝国によって陥落。事情を知ったマッシュはカイエンを仲間にし、ナルシェを目指す。
ドマ城より南東に向かうと、深い森が眼前に現れた。迷いの森と呼ばれている危険な場所だが、ここを抜けないとナルシェへ行けない。３人は濃い霧に迷いながらも先へ進む。
すると、森の奥に古びた列車を発見した。廃線だろうか…？寂れたホーム、人の気配を感じない列車…。マッシュはカイエンの制止も聞かずその中へと入っていった。
カイエンはスパ２Ｘのガイルを元に描きました。このポーズはソニックブームを撃ってるとこです。この時点では持ってないですが、風切りの刃か、必殺剣・龍を使ってる感じです。
カイエンがガイルならケフカはベガだろうと思いましたが、ケフカはバイソンにしてしまいました。
FF6は色んなキャラがつらい過去を持ってます。流れるBGMは『カイエンのテーマ』。