やられるモブキャラ
敵影確認。我が国に接近しています。
他国は騒いでるようだけど、大した事ないでしょ。
各隊出撃準備!
さあ、いくわよ!
世界を騒がせるものを始末して、我らの強さを見せつけるのよ!
機械文明が発達した国にやってきたワルプルギス。
周囲を無にしながら進み続けるため、当然、防衛隊の攻撃対象となった。
飛行するアンドロイド少女達からミサイル攻撃を受けるも、全て無に返し、何事もなかったかのように進み続ける。
嘘でしょ…
全く効いてないなんて…
ミサイル攻撃を物ともせず進む姿に畏怖を覚えた。
それでも攻撃をやめるわけにはいかない。
ここでやめたら国が滅ぶ。
みなそう理解していた。
とにかく惜しみなしよ!
どんどん撃ち続けなさい!
全く効かないまま撃ち続ける。
既には多くの兵士には絶望感が漂っていた。
ここまでとはね…舐めていたわ…
仕方ない、あれを使いなさい!
しかしあれを使ったら我が国もただではすみませんぞ!
どちらにしろもうただではすまないわ!
いいから撃ちなさい!
国を半分ほど焦土とかす、強力な兵器。
出来れば使いたくなかった。
でも迷ってはいられない。
このままではどちらにしても国は滅ぶのだ。
最高責任者と思われる彼女は迷わず引き金を引くよう命じた。
ワルプルギスは全く避ける素振りを見せず、そのまま攻撃は命中。
部隊には一時の安堵が漏れていた。
霧の晴れたモニターを見るまでは。
爆発による霧が晴れたそのモニターには映っていた。
全く無傷のワルプルギスが。
馬鹿な…一体どうなっている!?
国半分が消し飛ぶ覚悟の一撃をまともにくらって生きている事も不思議だが、それ以上に何も変化のない地形に驚いていた。
全てを無に返す。
強力な兵器さえも無に返していた。
そして暫くして。
我々が無力だったという事か…
そう残して機械文明が進んだ国はなくなった。
キューベーターの飼い主日記59
他国は騒いでるようだけど、大した事ないでしょ。
各隊出撃準備!
さあ、いくわよ!
世界を騒がせるものを始末して、我らの強さを見せつけるのよ!
機械文明が発達した国にやってきたワルプルギス。
周囲を無にしながら進み続けるため、当然、防衛隊の攻撃対象となった。
飛行するアンドロイド少女達からミサイル攻撃を受けるも、全て無に返し、何事もなかったかのように進み続ける。
嘘でしょ…
全く効いてないなんて…
ミサイル攻撃を物ともせず進む姿に畏怖を覚えた。
それでも攻撃をやめるわけにはいかない。
ここでやめたら国が滅ぶ。
みなそう理解していた。
とにかく惜しみなしよ!
どんどん撃ち続けなさい!
全く効かないまま撃ち続ける。
既には多くの兵士には絶望感が漂っていた。
ここまでとはね…舐めていたわ…
仕方ない、あれを使いなさい!
しかしあれを使ったら我が国もただではすみませんぞ!
どちらにしろもうただではすまないわ!
いいから撃ちなさい!
国を半分ほど焦土とかす、強力な兵器。
出来れば使いたくなかった。
でも迷ってはいられない。
このままではどちらにしても国は滅ぶのだ。
最高責任者と思われる彼女は迷わず引き金を引くよう命じた。
ワルプルギスは全く避ける素振りを見せず、そのまま攻撃は命中。
部隊には一時の安堵が漏れていた。
霧の晴れたモニターを見るまでは。
爆発による霧が晴れたそのモニターには映っていた。
全く無傷のワルプルギスが。
馬鹿な…一体どうなっている!?
国半分が消し飛ぶ覚悟の一撃をまともにくらって生きている事も不思議だが、それ以上に何も変化のない地形に驚いていた。
全てを無に返す。
強力な兵器さえも無に返していた。
そして暫くして。
我々が無力だったという事か…
そう残して機械文明が進んだ国はなくなった。
キューベーターの飼い主日記59
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2024-11-23 11:55
Comments (1)
今晩はいつもお疲れ様初めまして