骨董屋と吸血鬼
ある日、『吸血鬼のミイラ』を仕入れた骨董屋。
骨董屋は贋作と分かっていながらも、どこかのマニアが買ってくれるだろうとミイラの手入れをする。
そして肝試し&悪戯気分でミイラの口に人差し指を咥えさせる。
ミイラはいきなり動き、骨董屋の指に噛みつき血を吸う。
腰を抜かす骨董屋、ミイラはみるみるうちに一人の青年へと姿を変える。
ミイラ、本物の吸血鬼だった。
吸血鬼は上から目線で骨董屋へ「私の餌にしてやる。光栄だろう?」。
骨董屋は「はあ?」と額に青筋を浮かべると、「君ね、何様?」。
吸血鬼をその場に正座させると、現代においての吸血鬼の立ち位置を説明&説教。
吸血鬼は涙目で自分の現状を理解する。
骨董屋はそもそも自分が彼を蘇らせたのだしと責任を持つ事に。
吸血鬼を骨董店で働かせる、給料は骨董屋の血液。
吸血鬼は骨董屋に尻に敷かれつつ、今日も商品の手入れに励む。
「だって、この者の血が一番美味しいんだもん。それと、惚れた弱みだ」
骨董屋は贋作と分かっていながらも、どこかのマニアが買ってくれるだろうとミイラの手入れをする。
そして肝試し&悪戯気分でミイラの口に人差し指を咥えさせる。
ミイラはいきなり動き、骨董屋の指に噛みつき血を吸う。
腰を抜かす骨董屋、ミイラはみるみるうちに一人の青年へと姿を変える。
ミイラ、本物の吸血鬼だった。
吸血鬼は上から目線で骨董屋へ「私の餌にしてやる。光栄だろう?」。
骨董屋は「はあ?」と額に青筋を浮かべると、「君ね、何様?」。
吸血鬼をその場に正座させると、現代においての吸血鬼の立ち位置を説明&説教。
吸血鬼は涙目で自分の現状を理解する。
骨董屋はそもそも自分が彼を蘇らせたのだしと責任を持つ事に。
吸血鬼を骨董店で働かせる、給料は骨董屋の血液。
吸血鬼は骨董屋に尻に敷かれつつ、今日も商品の手入れに励む。
「だって、この者の血が一番美味しいんだもん。それと、惚れた弱みだ」
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2024-12-20 23:33
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