【web再録】うみそこをなでる
2024.7.7にじそうさく09にて発行したものです。
やりたい放題やるぞ!と思って描いたので後悔はしてないのですが、ちょっとポエティックすぎてわかりにくかったかなと反省しています。お手に取ってくださった皆さま誠にありがとうございました。以下補足
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海・夢・宇宙のモチーフをよく使います。現実の中にあり、何かの形を取って触れられる非日常的なものの中でより顕著なものがこれらだと思っているからです。今回は海がメインでした。
海について我々人類が解明できている部分はほんの20%にも満たないと言われていますが、到底理解できず、ほとんどが未知のままなのに生活のすぐそこに常に寄り添っている不思議な存在に強く惹かれるとともに畏怖も感じられ、そのようなあり方にVTuberの非現実性を重ねた話のつもりでした。特に剣持さんはご本人の表し方について重なる部分があると個人的に思っており、また、その中でまれに垣間見える素(に近いと思われる)の部分の神性みたいなものは、海底の音も光もなくただ時間だけがある、同じ星にある空間とは思いがたい海底のような雰囲気があると感じます。意図的に自己開示をしない部分があるのは伏見さんも同じだと思うのですが、海底の持つ「ただ在るだけ」という静さは、どちらかというと持さんの方が似合うのかなと思います。
「静かな海底を魚の尾ひれが無でる、砂塵が舞い上がってきらきらと輝く」という表現は学生時代部活動の先輩に教わった表現の一つだったのですが、だらだらと冗長になりますので省きます。
展開が早く畳み方も急になってしまったので、機会があればいつか書き直したいな~と思っています。
やりたい放題やるぞ!と思って描いたので後悔はしてないのですが、ちょっとポエティックすぎてわかりにくかったかなと反省しています。お手に取ってくださった皆さま誠にありがとうございました。以下補足
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海・夢・宇宙のモチーフをよく使います。現実の中にあり、何かの形を取って触れられる非日常的なものの中でより顕著なものがこれらだと思っているからです。今回は海がメインでした。
海について我々人類が解明できている部分はほんの20%にも満たないと言われていますが、到底理解できず、ほとんどが未知のままなのに生活のすぐそこに常に寄り添っている不思議な存在に強く惹かれるとともに畏怖も感じられ、そのようなあり方にVTuberの非現実性を重ねた話のつもりでした。特に剣持さんはご本人の表し方について重なる部分があると個人的に思っており、また、その中でまれに垣間見える素(に近いと思われる)の部分の神性みたいなものは、海底の音も光もなくただ時間だけがある、同じ星にある空間とは思いがたい海底のような雰囲気があると感じます。意図的に自己開示をしない部分があるのは伏見さんも同じだと思うのですが、海底の持つ「ただ在るだけ」という静さは、どちらかというと持さんの方が似合うのかなと思います。
「静かな海底を魚の尾ひれが無でる、砂塵が舞い上がってきらきらと輝く」という表現は学生時代部活動の先輩に教わった表現の一つだったのですが、だらだらと冗長になりますので省きます。
展開が早く畳み方も急になってしまったので、機会があればいつか書き直したいな~と思っています。
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2024-12-26 23:41
Comments (3)
イベントで購入させていただきました。作品についてお話し(お書き)くださって嬉しいです。 こちらの御本を読んでいると時間がゆっくりに感じる気がします。それこそ水中にいるような。不思議で美しい雰囲気がすごく好きで何度も読み返しています。 素敵な作品をありがとうございました。