八相成道

仏教に八相成道(はっそうじょうどう)という絵があります。この絵はお釈迦さまの人生における、八つの主要な事を現わします。(絵の順序では上ラインの右側からです。)

1)兜率来儀(とそつらいぎ) : お釈迦さまが兜率天からこの世界に白い像に乗って降りる。
2)毘藍降生(びらんこうせい) : ルンビニの園でマーヤ夫人の右脇より誕生する。
3) 四問遊観(しもんゆうかん) : 王宮の東西南北 4つ門で年寄り, 病者, 死骸, 修行者を見て世中の無想を感じる。
4)踰城出家(ゆじょうしゅっけ) : 真夜中に密かに王宮を出て森の中で髪を自分で切って出家する。
5)雪山修道(せつざんしゅうどう) : 6年間、雪山に入って行って寝食を忘れて苦行する中、牛乳おかゆ供養を受けて極端的な苦行を終わらせる。
6)樹下降魔(じゅかごうま) : ブッタガヤで菩提樹下に座し、悪魔を降伏させて悟りを得る。
7)鹿苑轉法(ろくえんてんぼう) : 鹿野苑での最初の説法より、人々を説法し教化する。
8)双林涅槃(そうりんねはん) : クシナガラの沙羅樹林で涅槃に入る。 

という以上八つです。

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2010-08-15 18:13

 高野行者


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