『昔のサトシとニャビーみたい』

以前描いたスバル＆ニャオハの絵に大人に成長したマオを合理させました！

〜ニャオハゲット経緯〜

パルデアを旅するスバル一行は食糧不足に陥っていた。
その時スバルがいい香りのする屋台を発見。
のれんをくぐると、そこにはかつての恩師だったマオがいた。
現在マオは『出張アイナ食堂』と題し、自ら屋台を切り盛りしてパルデアを回っているとの事。
食事をご馳走になったスバル達は、ふと屋台の屋根の上に1匹のニャオハがいることに気づく。
マオが世話をしているが自身のポケモンではなく、数日前行き倒れていたところを発見したらしい。
そしてどういうわけか、そのニャオハは技を使えない状態だった。
夜な夜なこのはを打つ練習をしているが上手くいかない。
それを知ったスバルは、ニャオハと共に技を打つ練習を始めた。

数日後、少しずつこのはを放つ片鱗が見えたニャオハ。
しかし、同時期に近辺の野生ポケモンの数が激減している事態が起こっていた。
スバルは嫌な予感を感じ、周辺の草むらを探索した。
その嫌な予感が的中した。スペックハンター・ウィルが野生ポケモン達を狩りまくっていたのだ。

スバルを追いかけてきたニャオハはスペックハンターを見た途端、怯え始め、スペックハンターもニャオハを見て『生きていたのか』と笑った。

実はニャオハは元々スペックハンターに狩られていたポケモンで、モンスタードレイン(第5話参照)で吸収できるポケモンの数がパンクした為に捨てられたポケモンだった。
スペックハンターを通して技を使われ続けたニャオハはその影響で自ら技を使えない状態になっていた。
しかし、スペックハンターにとって、技の使えないポケモンは『空の電池』程度に価値観であり、あの状態から生き延びていた事をせせら笑った。

それにスバルは怒り、ゾロア達と交戦。しかしスペックハンターが多彩な技で有利に立つ。
ニャオハは自分の為に怒り戦ってくれているスバルを想い、彼との特訓の思い出を力に変え、めいいっぱいのこのはをスペックハンターに向けて発射！昏倒させる事に成功する。

そこへマオとコユキも合流。
3対1の不利な状況になったスペックハンターはその場を退いた。

スバルのおかげで技を取り戻したニャオハはすっかり彼になつき、4匹目の相棒となった。

そんなスバルを見たマオは、かつてイワンコやニャビーと技特訓をしていたサトシを思い出すのだった。