四立の王【七十二候×学園】

立春、立夏、立秋、立冬。この四つの節気を「四立（しりゅう）」という。ようやく「四季天王」の皆様が出揃いました。
小さくて繊細な季節の子達にのしかかる大きすぎる責任…シリアスなお話が続いてます。ゆるゆる〜な七十二候擬人化創作…とは？

『天の季節は「冬至」から始まり、地の季節は「大寒」から始まり、人の季節は「立春」から始まる』東風解凍様の台詞は中医学の古典からの引用です。
「冬至」は陰が極まる時期。極まった次の瞬間から、「陽」が増えてくる。「陽」つまり太陽が地を温める時期が「大寒」。そして地に伝わったエネルギーは、地表と接する足から人の身体に行き渡る…それが「立春」
という意味らしいです。

次回、皆に優しい冬の王、山茶始開様が…。

※「七十二候×学園」では、現在使われることが多い、明治7年（1874年）の「略本暦」に掲載されている七十二候を採用してます。略本暦の七十二候を現代の言葉で表した、「現代七十二候」とは少し違っていますのでご注意ください。あと七十二候の読み方は文献によって違いがあるのでご理解ください。
※二十四節気七十二候は毎年変動します。
※本編及びキャプションで語ってる話は諸説あり。です！