割りと真面目に考えた末の召喚

ナグサは首輪をつけて、御主人様(先生)に飼われている方が幸せだと思う。

は？こいつ何を言ってんの？と思ってる人は多そうだけど、タイトル通りということで。

あ、そういえばナグサの右腕が動かないはどの程度の意味合いなんだろう？
動きが鈍いという意味なのか、自分の意思では動かせないだけで逆の手だったり他の人だったりが触って力を込めれば動かせるのか、石化でもしたかのように本当に動かせないのか。
まあ、本当に動かせないのであれば服を着たりするのもできるかどうかだし、動きが鈍いか自分の意思では動かせない程度なのでは？という気もするけれど。
ストーリー、見返そうかな……

【以下、駄文】
世の中には大きく分けて3つのタイプの人間しかいないと思う。

①：自分の意思でいろんなことをしたいタイプ
②：他人を従えたり、導きたいタイプ
③：他人に従いたいタイプ

①は悪く言えば「子供」「自己中心的」
良く言えば「決断力がある」「冒険心に溢れている」
したいと強く願う夢に向かって、他人の否定意見すらも聞かずに突っ走れるタイプ。
場合によっては周りへの迷惑も大きいかもしれないけれど、成した時の功績も大きい。
ただ、基本的には周囲からの反対意見が大きいのでこのタイプになる人は少ないと思う。
ちなみにニートはある意味これ。
「何もしたくない」という目標に向かって我が道を往ってるとも言えるので。
まあ、ニートは何も成さないし、「決断力」も「冒険心」も何も無いけどね。

②は悪く言えば「指揮りたがり」
良く言えば「リーダーシップがある」
目標を決めたら周囲をまとめ、導きながらその目標に向かって足並み揃えさせて突き進むタイプ。
基本的にはこのタイプが評価されやすいと思うけれど、能力があることが前提。
その上で人間は基本的に面倒を嫌う生き物なのでやたらと指揮ってくる相手ならば嫌うことも多い。
勿論、何かがあれば即座にこのタイプの人のせいにされるのでハイリスクハイリターンな生き方。

③は悪く言えば「消極的」「受動的」
良く言えば「慎重」
自ら表に出て色んなことはしたくないけれど、指揮してくれる人がいるならばその指示にしたがって役目を果たそうとする兵隊タイプ。
リーダーを欲することの多い日本においてはあまり評価はされないけれど、この手のタイプの人も一定数いないと社会は回らない。
ただ、仕事ぶりが評価されることも少ないのでローリスクローリターンな生き方。

個人的なイメージなので間違ってたら申し訳ないけれど、ナグサはこの③のタイプの人間だと思う。
3年生になったから、本来のリーダーであるアヤメがいなくなったから、様々な理由でナグサがリーダーをすることを周りは求めてくるだろうけれど、ナグサ本人の気質としては「アヤメのような優れたリーダーが指示を出し、その指示に従って与えられた仕事を十全にこなす」タイプだと思う。
だからこそアヤメがいなくなってしまって自分が一番上に立つことを求められてしまう今の環境はストレス以外の何物でも無いと思うのよ。

そこで思ったのが、絶対的な御主人様の下で飼われる生活こそがナグサにとって一番幸せなのではなかろうか？と。

これは私のミスなんだけど、こんなイラストを召喚してるから勘違いされてそうだけど、それは決してペット(性奴隷等)になるという意味ではない。

少なくともゲーム内の描写においては(玩具を買ってはユウカに怒られたり、イオリの足を舐めたりみたいな変態行為を稀に行うことに目をつぶれば)基本的にシャーレの先生は仲間(生徒)想いで、優れた指揮力や指導力を併せ持ち、先生がいるだけで事態を大きく好転させる存在。
そんな先生の下ならば都合良く利用されたり、使い潰されたりのような卑劣な扱いはされず、逆にしっかりその人の力が十全に発揮されるような指揮やサポートをされたり、それでいて行った功績はしっかりと褒めてもらえたり等するのは間違いないため、特に③のタイプの人にとっては天国のような感じではなかろうか？と思ったため。

精神的な成長や単に必要に迫られて等によって本来は①だけど協調性のために②や③ができる人もいるし、本来は③なんだけど努力の結果②ができるようになる人もいる。
でも、それが本当にその人にとって苦痛以外の何物でも無いのであればそうしないのもひとつの手なんじゃないかな？とも思うのよ。
適材適所。
③の方が実力を発揮できる人に無理矢理②をやらせても、その人の素質を無駄にしてるだけとも言えるしね。