Page 1/2

【虎美のクルマ解説】スズキ アルトワークス HA36S

(スぺックは15年式0.660 ベースグレードを参考)
【製造期間】2015年12月~2021年12月
【生産国】日本国・静岡県湖西市
【先代車】HA22S型アルトワークス
【後継車】なし
【名前の由来】「アルト」はイタリア語で「秀でた」「優れた」という意味、「ワークス」は「ワークス・チーム」の意味
【当時の新車価格】161万円
【別名】なし
【全長】3.395mm
【全幅】1,475mm
【全高】1,500mm
【ホイールベース】2.460mm
【定員】4名
【ボディタイプ】5ドアハッチバック
【車重】720kg
【駆動方式】4WD
【クラス】軽自動車・軽セダン
【エンジン】スズキ・R06A (0.66リッター直列3気筒DOHCシングルターボ)
【最高出力】64馬力
【最大トルク】10.2kg・m
【パワーウエイトレシオ】11.2kg/馬力
【トルクウエイトレシオ】70.5kg/kg・m
【サスペンション】F/ストラット、R/I.T.L(アイソレーティッド・トレーリング・リンク)
【変速機】5速
【0-100km/h加速】11.7秒
【0-400m】17.9秒
【最小半径】4.6m
【最高速度】157km/h
【作中の搭乗者】陸金三十(麻生北自動車部・16歳)

【加藤虎美の解説】
 通称「ワークス」
 アルトワークスは2代目アルトに設定されたホットモデルばい。アルトターボが発展したモデルであり、軽自動車に64馬力の出力規制が設けられる発端となったばい。ばってん5代目・HA22S型のモデルライフ中に販売不振ば理由に廃止されてしまった。
 2015年12月24日にアルトワークスが15年ぶりの復活ば遂げる。当初は復活予定はなかったばってん、要望が多かったことから登場したばい。
 ベースとなったアルトは「原点回帰」という考えのもと、初代アルトの商品力が強く意識されとる。初代アルトは47万円という低価格戦略によりヒットしたばってん、8代目アルトで軽か車重や市販車トップのリッター37.0km/Lという燃費の達成、またかつてのアルトのようなシンプルさば目標に開発されたばい。
 そん軽さは700kg台であり、ダイハツ・コペンやホンダ・S660の850kgより軽かであり、例えるならスーパーカブ2台分の差ばい。軽かだけでなく、ボディ各部のスポット増しで剛性も高められている。
 実用性も高く、4人乗れるだけでなく、しかも5ドアなのでリアシートにも座れる。スーパーでカゴ2つ山盛りで買い物してもまだ寄り道できるほどばい。
 搭載されるR06A型自然吸気エンジンは型式こそ従来モデルと変わらんばってん、シリンダーヘッドがエキゾーストマニホールドとの一体型に刷新されており、それ以外にも熱効率の向上のために圧縮比の向上(11.2から11.5へ)や外部EGRの採用などが行われとる。これにより、出力・トルクの値は変わらんばってん、燃費性能が向上し、同時に低中域トルクが向上しとる。エンジン制御プログラムば採用した専用チューニングにより、10.2kg・mに強化。トランスミッションは5速MTと5速AGSの2種類が用意され、5速MTは1速から4速ばクロスレシオ化し、専用設計のショートストロークシフトば採用。また、クラッチペダルストロークに対してトルク伝達がリニアに立ち上がる専用設計のクラッチ荷重特性とした。5速AGSは変速スピードを短縮するために、変速制御プログラムに専用チューニングば施した。
 こんアルトワークスは日本の庶民の生活にマッチしたスポーツカーの姿であったといえるばい。

11
23
154
2025-03-06 18:27

 まとら魔術


Comments (2)

Rainbowman 2025-03-06 18:34

かっこいいです👏✨✨ 乗りたい✨✨

View Replies

Related works