ミヤビアンナイト

遥か遠くアラビアの地に栄えた王国。そこの王は若い女を呼び寄せて一夜過ごしては殺すという。その日呼ばれたのは、踊り子のリサ。彼女は王に毎夜毎夜話を聞かせ、艶めかしい踊りで王を魅了した。しかし、王が欲情のままリサを殺めんと迫ると、隠し持っていた「クギバット」で王をボコボコにし、王はこれに懲りて女を召すことをやめたという…

そして、このときにリサが語った話はのちにミヤビアンナイトとして、一部の好事家たちにもてはやされたと言う。