【DAアフター】凶海龍に挑む
ロネル「ごめん、母さん…コーラル・ポリス、守れなかった…」
クロス・ロブスターのコーラル・ポリス襲撃事件が幕を閉じたその日の夜、ロネルは偶然にも友人たちと旅行に出かけていたため無事であった母に故郷の惨状を涙ながらに謝罪した。
ロネル母「聞いているわ。お家やご近所さん、色々なくなってしまって悲しいけど、自分を責めてはだめ。ロネルやコーラル・レギオンの人たちが頑張ったからこそ生き延びた人たちもいるんだから。昔ロネルがお手伝いしていた漁師のポーランさんや助けてもらった知り合いの人たちから感謝の電話が私の方に来ていたのよ?」
その後もしばらく親子の会話が続いた。電話が終わって少しした後に様子を見ていたペコヘッタの端末にロネルの母からメッセージが届いていた。
ロネル母メッセージ『ロネルにはああいったけど、あの子はそれでも責任を感じて自身を責め続けてしまうだろうから、ペコちゃんとセノちゃんが傍にいて支えていてくれると私はとても嬉しいです』
続くよろしくお願いしますとお辞儀をしたシーフェアリーのメッセージスタンプにペコヘッタとセノーアはそれぞれ了承の返事とスタンプを送信した。
―――――
ロ「…ということで先生はしばらくの間傭兵活動に専念することになります」
翌日、ロネルは傭兵としてクロス・ロブスターとの戦いに身を投じていくためフューチャー・ポリスで教師として活動することがしばらくできなくなることを生徒たちにもリモートで伝えた。
タクナ「(ロネル先生、故郷が壊滅的被害を受けたのにそれでも戦い続けるんだ…)」
男子人魚生徒「ロネル先生、無理してないといいけどな。俺も参加したかったけど、待機するよう言われたから行けないんだよな」
タクナの近くにいるクラスメイトの男子生徒がこっそり話しかけてきた。彼もまた学生でありながらレギオンに所属していたのだが、今回の拠点奪還作戦では待機を言い渡されたようである。
タ「待機って、学生だから危険から遠ざけようと配慮してくれたとかではないの?」
男子生徒「いや、俺たちに近い歳で傭兵に参加している奴も普通にいる。どうも海賊以外でも不穏な動きをする連中がいるとかで、拠点奪還に人手を回したいけど万が一に備えてという理由らしい」
後にタクナたちは体験学習中に謎の集団による襲撃により事件に巻き込まれていくことになるが、それはまた別のお話。
ロ「改めて、ノノンさんやムムイさんたちドゥガルの民は私たち人類や多くの種族たちとはまた異なる独自の文化や技術を持っています。PDのルルギルを見せてもらったことがありましたが、とても美しかったです。ドゥガルの民は古くからこのアークアで生活していましたが、詳しいお話はムムイさんたちにお願いしてもよろしいですか?」
ムムイ「引キ受ケタ。我々ハ…」
ロネルが現状自身が行える最後の授業として、同じレギオンに所属しているドゥガルの民のノノンとムムイたちを招いてアークアの海に住まう種族や海洋生物たちのことを生徒たちに話した。授業の内容に関心を持って聞いてくれる生徒たちを見て、ロネルは何としても海賊との戦いを生き延びてまた授業を行えるようにしたいと思った。
―――――
そして現在、ロネルたちは旧ロブスター拠点付近の海域にて大型兵器-リヴァイアサンと対峙していた。キョウヤのリギドーザとの同時攻撃で味方に多数の被害が出ていた。
セノーア「!? ロネル、大変なの! これを見るの!」
セノーアに促されロネルはモニターに目を通す。リヴァイアサンの放つ攻撃に海域を汚染しかねない溶解液が存在していたのだ。
ロ「これは…あの溶解液を何とかしないとこの戦いが終わってもこの海域に住む生き物に影響が出るか生き物が住めない環境になってしまう。何とかして止めないと」
ロネルは傭兵としてだけでなく海洋生物を知るために活動している学者としても、この状況を見過ごすことができなかった。
マリンダ「あんたたち、あのデカ物を止めるのなら手伝ってもらうよ!」
ロネルたちは艦長のマリンダが操る赤いサラキアと共闘してリヴァイアサンに立ち向かう。
遅くなりましたがアフター第二章にログイン。
せっかくフューチャー・ポリスの教師になったので授業を行っている様子を描きたい+タクナさんやノノンさんたちと交流してみたい+二章の戦場にもログインしたいとあれこれ考えた結果気が付けば第二章も折り返しを過ぎている始末・・・
アフターでキャラシートのある生徒としてタクナさんをお借りしましたが、T-86の適合者に選ばれる前と想定した話とはいえ外伝との折り合いが悪ければパラレルでお願いします。
多分ロネルはタクナさんや明美さんの話を聞いたらまたショックを受けると思っています。
ちなみにマリアンヌ先生とはかつてシーフェアリーのレポート(illust/119689042)を書いた女子生徒と考えています。
キャプションを含めてお借りしました
タクナさん(illust/127619572)
ノノンさん&ムムイさん(illust/127430582)
メリベルさん(illust/127509631)
リヴァイアサン(illust/126216366)
マリンダ艦長(illust/125676041)
自分の
ロネル&セノーア(illust/126476626)
何か問題がありましたらご報告ください。
クロス・ロブスターのコーラル・ポリス襲撃事件が幕を閉じたその日の夜、ロネルは偶然にも友人たちと旅行に出かけていたため無事であった母に故郷の惨状を涙ながらに謝罪した。
ロネル母「聞いているわ。お家やご近所さん、色々なくなってしまって悲しいけど、自分を責めてはだめ。ロネルやコーラル・レギオンの人たちが頑張ったからこそ生き延びた人たちもいるんだから。昔ロネルがお手伝いしていた漁師のポーランさんや助けてもらった知り合いの人たちから感謝の電話が私の方に来ていたのよ?」
その後もしばらく親子の会話が続いた。電話が終わって少しした後に様子を見ていたペコヘッタの端末にロネルの母からメッセージが届いていた。
ロネル母メッセージ『ロネルにはああいったけど、あの子はそれでも責任を感じて自身を責め続けてしまうだろうから、ペコちゃんとセノちゃんが傍にいて支えていてくれると私はとても嬉しいです』
続くよろしくお願いしますとお辞儀をしたシーフェアリーのメッセージスタンプにペコヘッタとセノーアはそれぞれ了承の返事とスタンプを送信した。
―――――
ロ「…ということで先生はしばらくの間傭兵活動に専念することになります」
翌日、ロネルは傭兵としてクロス・ロブスターとの戦いに身を投じていくためフューチャー・ポリスで教師として活動することがしばらくできなくなることを生徒たちにもリモートで伝えた。
タクナ「(ロネル先生、故郷が壊滅的被害を受けたのにそれでも戦い続けるんだ…)」
男子人魚生徒「ロネル先生、無理してないといいけどな。俺も参加したかったけど、待機するよう言われたから行けないんだよな」
タクナの近くにいるクラスメイトの男子生徒がこっそり話しかけてきた。彼もまた学生でありながらレギオンに所属していたのだが、今回の拠点奪還作戦では待機を言い渡されたようである。
タ「待機って、学生だから危険から遠ざけようと配慮してくれたとかではないの?」
男子生徒「いや、俺たちに近い歳で傭兵に参加している奴も普通にいる。どうも海賊以外でも不穏な動きをする連中がいるとかで、拠点奪還に人手を回したいけど万が一に備えてという理由らしい」
後にタクナたちは体験学習中に謎の集団による襲撃により事件に巻き込まれていくことになるが、それはまた別のお話。
ロ「改めて、ノノンさんやムムイさんたちドゥガルの民は私たち人類や多くの種族たちとはまた異なる独自の文化や技術を持っています。PDのルルギルを見せてもらったことがありましたが、とても美しかったです。ドゥガルの民は古くからこのアークアで生活していましたが、詳しいお話はムムイさんたちにお願いしてもよろしいですか?」
ムムイ「引キ受ケタ。我々ハ…」
ロネルが現状自身が行える最後の授業として、同じレギオンに所属しているドゥガルの民のノノンとムムイたちを招いてアークアの海に住まう種族や海洋生物たちのことを生徒たちに話した。授業の内容に関心を持って聞いてくれる生徒たちを見て、ロネルは何としても海賊との戦いを生き延びてまた授業を行えるようにしたいと思った。
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そして現在、ロネルたちは旧ロブスター拠点付近の海域にて大型兵器-リヴァイアサンと対峙していた。キョウヤのリギドーザとの同時攻撃で味方に多数の被害が出ていた。
セノーア「!? ロネル、大変なの! これを見るの!」
セノーアに促されロネルはモニターに目を通す。リヴァイアサンの放つ攻撃に海域を汚染しかねない溶解液が存在していたのだ。
ロ「これは…あの溶解液を何とかしないとこの戦いが終わってもこの海域に住む生き物に影響が出るか生き物が住めない環境になってしまう。何とかして止めないと」
ロネルは傭兵としてだけでなく海洋生物を知るために活動している学者としても、この状況を見過ごすことができなかった。
マリンダ「あんたたち、あのデカ物を止めるのなら手伝ってもらうよ!」
ロネルたちは艦長のマリンダが操る赤いサラキアと共闘してリヴァイアサンに立ち向かう。
遅くなりましたがアフター第二章にログイン。
せっかくフューチャー・ポリスの教師になったので授業を行っている様子を描きたい+タクナさんやノノンさんたちと交流してみたい+二章の戦場にもログインしたいとあれこれ考えた結果気が付けば第二章も折り返しを過ぎている始末・・・
アフターでキャラシートのある生徒としてタクナさんをお借りしましたが、T-86の適合者に選ばれる前と想定した話とはいえ外伝との折り合いが悪ければパラレルでお願いします。
多分ロネルはタクナさんや明美さんの話を聞いたらまたショックを受けると思っています。
ちなみにマリアンヌ先生とはかつてシーフェアリーのレポート(illust/119689042)を書いた女子生徒と考えています。
キャプションを含めてお借りしました
タクナさん(illust/127619572)
ノノンさん&ムムイさん(illust/127430582)
メリベルさん(illust/127509631)
リヴァイアサン(illust/126216366)
マリンダ艦長(illust/125676041)
自分の
ロネル&セノーア(illust/126476626)
何か問題がありましたらご報告ください。
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2025-03-14 00:26
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Comments (11)
先生が傭兵として戦うことになる・・・事態の深刻さを感じさせる話である一方で、学生にも傭兵が普通にいるあたりこの世界の厳しさが垣間見得ますね。そしてロネルさんのお母様にも信頼してもらえてるらしいペコヘッタに少し安心。悪い子じゃないから仲良くしてあげてください・・・!
View Repliesポリスの学校の生徒とノノンが交流する話は一度やってみたかったと思っていたので、こうして描いていただけてたいへん嬉しいです!大規模汚染を引き起こすリヴァイアサンはたしかに海洋生態系の天敵…ロネルさんには頑張って止めていただきたいところですね。
View Replies投稿おつかれさまです、スィピカが生徒だったらきっとロネル先生の授業が楽しみだったでしょうね。アークアを取り巻く情勢が悪くなる一方ですがスィピカ達もまだあきらめてません。ロネルさんとセノーアちゃんも気を付けてにゃ
View Repliesそして戦いに巻き込まれるタクナくんと明美せんせー…!!! しかもフューチャー・ポリスとコーラル・ポリスの襲撃が味方側にいるマスカレイドというダブルパンチ…!!!!! うちのタクナくんをありがとうございます!!
View Repliesせっかくフューチャーポリスの教授になったのに、「戦」いは、ロネルくんをそっとしておいてくれないものですね😢
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