横須賀の提督

『大宮 冬夜　(おおみや とうや)』
日本の有名な鎮守府4ヶ所にて、『天才』と称される名提督のうちの1人で、横須賀鎮守府に提督として着任している17歳の青年。海軍士官学校の学生であった頃、戦闘訓練にて発揮された類稀な指揮、統率力を見せ大本営の多くの将官から推薦を受けこの若さで提督なった。その作戦は状況により多彩に変化し、誰も見たことがないような大胆な作戦から、今までの名将たちが立案した作戦なども取り入れ、最善の勝利を収めるという。時には駆逐艦だけで戦艦や空母を含む深海棲艦の艦隊を撃退することも。艦娘たちとも非常に仲が良く、鎮守府内では憲兵が駐留するものの、仕事はほとんどないと言うほど平和な鎮守府になっている。
争いを好まず、穏やかな性格であるものの、戦闘になれば自身のやるべきことをしっかりとこなす。艦娘たちの中でも、重巡『鈴谷』とは特に親密な関係で、憲兵たち曰くもはや恋人だと言う。彼女は初期艦を除けば彼の元へ一番初めに来た艦娘であり、今では誰よりも彼を理解している。
着任初期、彼と鈴谷、そして初期艦『漣』で鎮守府を回して、成果や戦績を上げていた頃、「深海棲艦こそこの海の化身であり人間を裁く神である」と盲信する反艦娘団体による鎮守府襲撃を受けるという事件があった。その際、彼を庇った漣が凶弾に倒れ、鈴谷に彼を託して息を引き取った。そのことは立ち直った今でも彼の心に影を残していると言う。

※以前小説の方で書いた『期待の提督たち』からオリジナル提督の大宮 冬夜をイラストに起こしました♪。　キャラコメありです！