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　まず、じぶんの人生の目的は良い会社に就職することでもたくさんお金を稼ぐことでもなく、「よく生きて死ぬ」ことであって、ここで「よい」を掘り下げていくと、やはりたくさんお金を稼ぐことでも権力を得ることでもなく、良心的で誠意があって粋な生活が人生を多く占めることだなと思いまして、誠意はどの場所でもある程度自由に行使可能なので今回は措いて、良心的で粋な職業に就くべきということになりますよね、そういった営みに現実的な範囲内で最も近づくための行為としてこのたび御社を志望させていただきました

　というわけで、こういった行動規範の源泉になる一人間の信念や哲学を僕は「自然発生的な個人の宗教」とよんでいるんですが（自然発生は宗教としてつくられたわけではないという意味で、もちろん生存は必須ではない）、それをなくして生きているようでは、つまらないほうの死によって、いや、なかなか、ゾンビも同然ではないですか　よね　言い過ぎかもね　まあね　そんなもんですよね　みんな