ニルスの不思議な旅 〜卒業、そして新たなる出発(たびだち)〜
3月は、卒業、転勤、引っ越しなど、別離(わかれ)のシーズンです。3月下旬になりまして、各地で桜の開花が発表されるシーズンになりました。来週には、東京都も、桜が満開になりそうです。
そして、今週は丁度、修了式または卒業式のシーズンでもあります。3月24日と3月25日は、東京都を始めとする関東地方の一都六県の、多くの学校で、一斉同時多発的に、修了式または卒業式が開催される事でしょう。
今回のイラストは、3月23日に、埼玉県の航空自衛隊入間基地・第2輸送航空隊第402飛行隊(以下、第402飛行隊)に宛てて投函した絵葉書、いわば最新版が、原版になったものです。3月14日の、航空自衛隊で最後の、川崎C-1中型輸送機である、第402飛行隊の特別塗装された2号機の、ラストフライトおよび引退記念に寄せたものです。
投函する前に撮影した絵葉書の画像の一部を、トリミング加工してリサイズしました。
『ニルスの不思議な旅』には、町や村が舞台となるストーリーで、1話だけの単発のゲストやモブのキャラクターが登場する事も、多くあります。印象に強く残るキャラクターもありますが、人間に限定すれば、そうしたキャラクターは、『ニルスの不思議な旅』には意外に多かったりします。
その1人が、今回のイラストに描いた、第5話のゲストキャラクターである、マリアという事です。
マリアは、これまでに5回描いていますが、今回は気分を変えまして、桜の開花が発表される、この時期にマッチさせる意味で(!?)、以前に投稿しました、『プリキュアシリーズ』の5代目『ハートキャッチプリキュア!』のキュアブロッサム(illust/67952966)と同様の、「漉き込みポストカード」に描きました。
マリアが、以前に投稿しました、夏季の白いセーラー服(illust/50852624)から、一転して、オーソドックスな黒いセーラー服になりましたのは、西暦2021年(令和3年)3月22日の、YS-11FC飛行点検機のラストフライトおよび引退記念のイラスト(illust/88626963。以降、前回と表記・統一)の延長であり、わたしの趣味に合致させているからですが、黒や濃紺のセーラー服は、かっちりとした印象と、格好良さが感じられるからでもあります。
今回のイラストのセーラー服は、前回と同様に、航空自衛隊の第1種制服をイメージして、襟、胸ポケット、袖口の3本のラインとスカーフを、青にしました。
やや分かりにくいでしょうが、袖、胸ポケット、スカートのプリーツは、各々のディティールの、間隔を空けて、青で着色しました。
今回は、 『寒の戻り』も考えて、白いマフラーを着装させて、灰色で陰影を付けました。
プロポーションが、一寸ばかりスマート(または華奢?)になり過ぎたと思いますが、なるべく均整の取れた体形にしたつもりです。
原版の「漉き込みポストカード」のサイズ上、靴までは描けませんでしたが、前回と同様に、スカートはミニスカートであり、下半身は、白ハイソックスと、黒い本革のローファーを履いているイメージにしました。
各部分の、漉き込みの桜の花弁は、やや見えづらいでしょうが、きちんと間隔を空けました。
今回のイラストのマリアは、前回の延長でもあり、先日・3月14日に、埼玉県の航空自衛隊入間基地で実施された、航空自衛隊で最後の川崎C-1中型輸送機である、第402飛行隊の特別塗装された2号機のラストフライトを、入間基地の南西の、ランウェイ35沿いの道路で、離陸から着陸までを全て見届けて、第402飛行隊の特別塗装された2号機が、無事に入間基地に着陸したのを見て、感極まった一瞬を、イメージしました。
同時に、この時期にもマッチさせまして、学校の卒業式の終了後、感極まった一瞬のシーンも含めています。
約44年前の、西暦1981年(昭和56年)3月17日(火曜日)。
『ニルスの不思議な旅』の最終回では、あの最後のニルスの叫びと共に、一気に涙腺が決壊して、まさしく目の幅で大瀑布となり、心の底から号泣された方々も、きっと多いと思われます。
実際に、わたしも、今回のイラストの原版となった絵葉書を描いて、着色が完了した時に、最終回の感動を思い出しながら、全身が炎のように熱くなると共に、危うく目の幅で大瀑布になりかかり、大声を上げて泣き出しかけたほどでした。
今回のイラストは、『ニルスの不思議な旅』の最終回が放送された翌日、マリアが、全てのスタッフとキャストの方々の「真心」が込められた寄せ書きの色紙と卒業証書を受け取りまして、感極まりながら、その全ての方々に対して、
「みんな!! 今までも……そして、これからも……ずっと、ずっと、ありがとう!!」
と、感謝と敬意を表しながら、挨拶をしているイメージで描きました。
大自然への感謝、両親への感謝、恩師への感謝、全ての視聴者の方々への感謝……という、マリア自身が感じる、幾つもの「感謝」を込めながら、描きました。
そしてまた、わたし個人の、『ニルスの不思議な旅』をアニメーション化して下さった全てのスタッフ、キャストの方々への感謝、マリアを熱演されました方への感謝と称賛も込めて。
1話だけの単発のゲストやモブのキャラクターにも、花を持たせてやりたいという、ファンならではの「気持ち」が、こうしたカタチで表現されるのです(笑)。
例によって例のごとく、着色は殆どマジックを使用して描いています。着色の際には、「色ムラ」が出ないように十分気を付けましたが、陰影が付かない分、あっさりとした印象になるかと思われます。
何よりも原版が、第402飛行隊に宛てて送った、航空自衛隊で最後の川崎C-1中型輸送機のラストフライトおよび引退記念の絵葉書ですから、明るい色にしました。投函する前に撮影した際も、なるべく明るくしました。
今回のイラストは、前述しました、航空自衛隊で最後の川崎C-1中型輸送機の、特別塗装された2号機の、ラストフライトおよび引退記念に寄せた絵葉書として描いただけではなく、この3月に修了式や卒業式を迎えられた、全ての卒業生の方々への、わたしからの卒業祝いと同時に、4月から新たなる「スタート」を迎える方々への、「餞」(はなむけ)にしたい、という意味も込めながら、描きました。
もっとも、修了式や卒業式が、今回のイラストのテーマであるとは言えど、これで、『ニルスの不思議な旅』に関係するイラストを、卒業する訳ではございません(笑)。
今回のイラストもまた、出来る限り、力を入れながら、極力丁寧に描きましたから、皆様にお気に召して頂けましたら幸いです。
また、今回のイラストを以って、表記揺れではありながらも、Pixiv全体で、『ニルスの不思議な旅』のタグが約200件に到達致しました。
皆様にも、卒業式の雰囲気が伝わりましたら、幸いです。
修了式や卒業式を迎えられた、全ての卒業生の皆様、御卒業、おめでとうございます。
そして、今週は丁度、修了式または卒業式のシーズンでもあります。3月24日と3月25日は、東京都を始めとする関東地方の一都六県の、多くの学校で、一斉同時多発的に、修了式または卒業式が開催される事でしょう。
今回のイラストは、3月23日に、埼玉県の航空自衛隊入間基地・第2輸送航空隊第402飛行隊(以下、第402飛行隊)に宛てて投函した絵葉書、いわば最新版が、原版になったものです。3月14日の、航空自衛隊で最後の、川崎C-1中型輸送機である、第402飛行隊の特別塗装された2号機の、ラストフライトおよび引退記念に寄せたものです。
投函する前に撮影した絵葉書の画像の一部を、トリミング加工してリサイズしました。
『ニルスの不思議な旅』には、町や村が舞台となるストーリーで、1話だけの単発のゲストやモブのキャラクターが登場する事も、多くあります。印象に強く残るキャラクターもありますが、人間に限定すれば、そうしたキャラクターは、『ニルスの不思議な旅』には意外に多かったりします。
その1人が、今回のイラストに描いた、第5話のゲストキャラクターである、マリアという事です。
マリアは、これまでに5回描いていますが、今回は気分を変えまして、桜の開花が発表される、この時期にマッチさせる意味で(!?)、以前に投稿しました、『プリキュアシリーズ』の5代目『ハートキャッチプリキュア!』のキュアブロッサム(illust/67952966)と同様の、「漉き込みポストカード」に描きました。
マリアが、以前に投稿しました、夏季の白いセーラー服(illust/50852624)から、一転して、オーソドックスな黒いセーラー服になりましたのは、西暦2021年(令和3年)3月22日の、YS-11FC飛行点検機のラストフライトおよび引退記念のイラスト(illust/88626963。以降、前回と表記・統一)の延長であり、わたしの趣味に合致させているからですが、黒や濃紺のセーラー服は、かっちりとした印象と、格好良さが感じられるからでもあります。
今回のイラストのセーラー服は、前回と同様に、航空自衛隊の第1種制服をイメージして、襟、胸ポケット、袖口の3本のラインとスカーフを、青にしました。
やや分かりにくいでしょうが、袖、胸ポケット、スカートのプリーツは、各々のディティールの、間隔を空けて、青で着色しました。
今回は、 『寒の戻り』も考えて、白いマフラーを着装させて、灰色で陰影を付けました。
プロポーションが、一寸ばかりスマート(または華奢?)になり過ぎたと思いますが、なるべく均整の取れた体形にしたつもりです。
原版の「漉き込みポストカード」のサイズ上、靴までは描けませんでしたが、前回と同様に、スカートはミニスカートであり、下半身は、白ハイソックスと、黒い本革のローファーを履いているイメージにしました。
各部分の、漉き込みの桜の花弁は、やや見えづらいでしょうが、きちんと間隔を空けました。
今回のイラストのマリアは、前回の延長でもあり、先日・3月14日に、埼玉県の航空自衛隊入間基地で実施された、航空自衛隊で最後の川崎C-1中型輸送機である、第402飛行隊の特別塗装された2号機のラストフライトを、入間基地の南西の、ランウェイ35沿いの道路で、離陸から着陸までを全て見届けて、第402飛行隊の特別塗装された2号機が、無事に入間基地に着陸したのを見て、感極まった一瞬を、イメージしました。
同時に、この時期にもマッチさせまして、学校の卒業式の終了後、感極まった一瞬のシーンも含めています。
約44年前の、西暦1981年(昭和56年)3月17日(火曜日)。
『ニルスの不思議な旅』の最終回では、あの最後のニルスの叫びと共に、一気に涙腺が決壊して、まさしく目の幅で大瀑布となり、心の底から号泣された方々も、きっと多いと思われます。
実際に、わたしも、今回のイラストの原版となった絵葉書を描いて、着色が完了した時に、最終回の感動を思い出しながら、全身が炎のように熱くなると共に、危うく目の幅で大瀑布になりかかり、大声を上げて泣き出しかけたほどでした。
今回のイラストは、『ニルスの不思議な旅』の最終回が放送された翌日、マリアが、全てのスタッフとキャストの方々の「真心」が込められた寄せ書きの色紙と卒業証書を受け取りまして、感極まりながら、その全ての方々に対して、
「みんな!! 今までも……そして、これからも……ずっと、ずっと、ありがとう!!」
と、感謝と敬意を表しながら、挨拶をしているイメージで描きました。
大自然への感謝、両親への感謝、恩師への感謝、全ての視聴者の方々への感謝……という、マリア自身が感じる、幾つもの「感謝」を込めながら、描きました。
そしてまた、わたし個人の、『ニルスの不思議な旅』をアニメーション化して下さった全てのスタッフ、キャストの方々への感謝、マリアを熱演されました方への感謝と称賛も込めて。
1話だけの単発のゲストやモブのキャラクターにも、花を持たせてやりたいという、ファンならではの「気持ち」が、こうしたカタチで表現されるのです(笑)。
例によって例のごとく、着色は殆どマジックを使用して描いています。着色の際には、「色ムラ」が出ないように十分気を付けましたが、陰影が付かない分、あっさりとした印象になるかと思われます。
何よりも原版が、第402飛行隊に宛てて送った、航空自衛隊で最後の川崎C-1中型輸送機のラストフライトおよび引退記念の絵葉書ですから、明るい色にしました。投函する前に撮影した際も、なるべく明るくしました。
今回のイラストは、前述しました、航空自衛隊で最後の川崎C-1中型輸送機の、特別塗装された2号機の、ラストフライトおよび引退記念に寄せた絵葉書として描いただけではなく、この3月に修了式や卒業式を迎えられた、全ての卒業生の方々への、わたしからの卒業祝いと同時に、4月から新たなる「スタート」を迎える方々への、「餞」(はなむけ)にしたい、という意味も込めながら、描きました。
もっとも、修了式や卒業式が、今回のイラストのテーマであるとは言えど、これで、『ニルスの不思議な旅』に関係するイラストを、卒業する訳ではございません(笑)。
今回のイラストもまた、出来る限り、力を入れながら、極力丁寧に描きましたから、皆様にお気に召して頂けましたら幸いです。
また、今回のイラストを以って、表記揺れではありながらも、Pixiv全体で、『ニルスの不思議な旅』のタグが約200件に到達致しました。
皆様にも、卒業式の雰囲気が伝わりましたら、幸いです。
修了式や卒業式を迎えられた、全ての卒業生の皆様、御卒業、おめでとうございます。
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2025-03-25 12:00
Comments (4)
ご連絡ありがとうございました。明るく希望に満ちたイラストですね。本放送から45年も経ってしまいましたが、私の中でもいつまでも色褪せず残り続けています。
View Replies制服姿が似合ってますね!
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