寺生まれ

寺生まれのSさんのカンフー

【当時の怪文書（※原文ママ）】

〜あらすじ〜
新しいアジトの下見に来ていたヤノは、突如現れた幽霊にまさに襲われようとしていた！！次の瞬間！！！「破ァ！！！！」寺生まれで霊感の強いSさんが窓をブチ破って突入し、自慢ハイキックをお見舞いする！！！悪霊はSさんの持つ光のオーラに粉砕され、断末魔をあげ消えていったという…
「ヤノさん！無事ですか。」Sさんはヤノさんの危機を感じて飛んで来たのだろう、肩で息を切らしながら聞いた。「俺は信じないぜ超常現象 霊障 非科学的現象 だがMr.関口 お前が来なければ俺はやられていたかもしれない よくやった」とヤノは満足げに答えた。
「しかし…寺生まれでありながら俺がヤノさんをこんな危険な場所で一人にさせてしまったのは俺の責任です。」
「……一度や二度の失敗、気にするな別に一杯した訳じゃない いつも助けてくれるのはお前だけ 俺はビッグな男ヤノ 気にしない 良いキックだったぜ 関口」
「ヤノさんッ………！！！」
その後、二人を乗せたハイエースは星空を背に帰路についていった。

おわり

♫底流に〜寄り添って〜