勇者入れ替わり不可逆石化破壊
入れ替わり不可逆のダメ押しが大好物です 5枚目からは解説
以下文章です
────────────────────────────────────
勇者が魔王を倒し、地上に平和が戻った後、勇者は故郷の村で幼馴染と結婚していた
夫婦にはいさかいなどなく、とてもお互いを大切にしており
2人の元気な子供と、近々もう生まれるもう1人の家族で仲良く暮らしていた
子供たちは父をとても慕っており
かつて勇者だった頃の話をいつも聞いては楽しみ、尊敬を抱いていた
そんな家族を見守るように、
部屋の壁には戦いでボロボロになったという勇者の剣、
そしてその隣に、不思議な力を感じるような、優しく微笑む大きな女神像が吊り下げられていた
──助けてくれ…
女神像の中で絶望の声が響いていた
それはかつての勇者
つまり今、目の前で妻と子供達に囲まれ、幸せそうにしている男だったものだ
あるとき、勇者は女神のような姿の魔物に襲われた
魔物は勇者の口をこじ開けると、勇者の魂を吸い取り、自分の魂は勇者の体へと吐き出した
2人の身体は入れ替わり、勇者は女神の魔物となってしまった
困惑し、動きの止まった勇者は
その隙をつかれ、矢継ぎ早に魂固定の呪いと力封じの呪いをかけられた
これにより勇者は、抵抗することも元に戻ることもできなくなった
つい先程まで行っていた、
本来当然であるはずのこと
自分の容姿で話したり、動いたりすることや、
自分の象徴だった伝説の剣を振るうこと
世界を救うことも、無事に帰り、大切な幼馴染に会うことも、もう二度とできなくなってしまったのだ
「元」勇者はじわじわとその絶望に気付き始めたが、
新しい勇者はその暇さえ与えず、抵抗できないその体を嘲笑うように、さらに弄んだ──
──その後の真相は不明だが、やがて勇者が魔王を倒し、家族と幸せに暮らしていること
そして、女神像が微笑みながらその様子を見つめ、
時折わずかに震えるような現象が見られていることは事実である
〜〜〜
女神像 かつて勇者だったもので、力を封じられ、
幾度も弄ばれたあと、最終的に石化させられた
魔物さえもいないダンジョンの奥に
しばらく放置されていたが、数年前勇者の家に運ばれた
妻は捨ててもよいと思っている
呪いの首輪 つけた相手に特殊な呪いをかけられる
浄化すれば外せるが、石化など、特殊な条件下では外すことは難しい
ワイヤー
翼に雑な穴をあけ、首輪付近との3点で固定していたが
2つは外れてしまい、面倒なので放置されている
今支えている1点が外れたら落ちて壊れるだろう
胸
元の身体から改造され、不自然なほどの巨乳になった
女神の容姿とは程遠い下着が透けて残っている
淫紋
服従や羞恥、快楽を与えるためにつけられ、石化しても形が残ってしまった
もし効果が残っており、かつ意識があるとしたら、正気ではいられないだろう
時の頭飾り
対象者の時間感覚を操作できる
もっとも遅い速度に設定されたまま石化しており、機能しているかは不明
勇者の剣
勇者の魂が変わっても轟々と輝き、むしろ適切な扱いによりその力は増した
終戦後、女神像の前で、
見せつけるように強引な力でへし折り、可能な限り破壊や腐食を施した
両腕
剣が持てないように石化後すぐ破壊され、ダンジョンの奥に放置されている
気持ち程度の飾りと、ついでのハンガー掛けを刺してみたが、不便なので使われていない
戻すのも面倒くさいのでそのまま
脚
1つは運ぶ途中に折れ、村の近くの沼に捨てた
もうひとつは吊り下げる最中に折れてしまい、広い家のどこかに転がっている
どこにあるかは妻子すら覚えていない
石片
勇者の下腹部につけていたものが、石化する際、一緒に固まってしまった
外すことはできず、まるで最初からついていたようになっている
「新」勇者
入れ替わりの力を持ち、相手の記憶も持つことができる
動機は不明だが魔王を倒し
力や名声、知恵、謙虚さなど、あらゆる面で元勇者を上回る
真相に気づくものは誰ひとりいない
子供たち
女神像の前で幾度も妻と愛し合い授かった
元勇者の考えていた名前は付けられず
「そっちじゃなくてよかった」と度々引き合いに出される
以下文章です
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勇者が魔王を倒し、地上に平和が戻った後、勇者は故郷の村で幼馴染と結婚していた
夫婦にはいさかいなどなく、とてもお互いを大切にしており
2人の元気な子供と、近々もう生まれるもう1人の家族で仲良く暮らしていた
子供たちは父をとても慕っており
かつて勇者だった頃の話をいつも聞いては楽しみ、尊敬を抱いていた
そんな家族を見守るように、
部屋の壁には戦いでボロボロになったという勇者の剣、
そしてその隣に、不思議な力を感じるような、優しく微笑む大きな女神像が吊り下げられていた
──助けてくれ…
女神像の中で絶望の声が響いていた
それはかつての勇者
つまり今、目の前で妻と子供達に囲まれ、幸せそうにしている男だったものだ
あるとき、勇者は女神のような姿の魔物に襲われた
魔物は勇者の口をこじ開けると、勇者の魂を吸い取り、自分の魂は勇者の体へと吐き出した
2人の身体は入れ替わり、勇者は女神の魔物となってしまった
困惑し、動きの止まった勇者は
その隙をつかれ、矢継ぎ早に魂固定の呪いと力封じの呪いをかけられた
これにより勇者は、抵抗することも元に戻ることもできなくなった
つい先程まで行っていた、
本来当然であるはずのこと
自分の容姿で話したり、動いたりすることや、
自分の象徴だった伝説の剣を振るうこと
世界を救うことも、無事に帰り、大切な幼馴染に会うことも、もう二度とできなくなってしまったのだ
「元」勇者はじわじわとその絶望に気付き始めたが、
新しい勇者はその暇さえ与えず、抵抗できないその体を嘲笑うように、さらに弄んだ──
──その後の真相は不明だが、やがて勇者が魔王を倒し、家族と幸せに暮らしていること
そして、女神像が微笑みながらその様子を見つめ、
時折わずかに震えるような現象が見られていることは事実である
〜〜〜
女神像 かつて勇者だったもので、力を封じられ、
幾度も弄ばれたあと、最終的に石化させられた
魔物さえもいないダンジョンの奥に
しばらく放置されていたが、数年前勇者の家に運ばれた
妻は捨ててもよいと思っている
呪いの首輪 つけた相手に特殊な呪いをかけられる
浄化すれば外せるが、石化など、特殊な条件下では外すことは難しい
ワイヤー
翼に雑な穴をあけ、首輪付近との3点で固定していたが
2つは外れてしまい、面倒なので放置されている
今支えている1点が外れたら落ちて壊れるだろう
胸
元の身体から改造され、不自然なほどの巨乳になった
女神の容姿とは程遠い下着が透けて残っている
淫紋
服従や羞恥、快楽を与えるためにつけられ、石化しても形が残ってしまった
もし効果が残っており、かつ意識があるとしたら、正気ではいられないだろう
時の頭飾り
対象者の時間感覚を操作できる
もっとも遅い速度に設定されたまま石化しており、機能しているかは不明
勇者の剣
勇者の魂が変わっても轟々と輝き、むしろ適切な扱いによりその力は増した
終戦後、女神像の前で、
見せつけるように強引な力でへし折り、可能な限り破壊や腐食を施した
両腕
剣が持てないように石化後すぐ破壊され、ダンジョンの奥に放置されている
気持ち程度の飾りと、ついでのハンガー掛けを刺してみたが、不便なので使われていない
戻すのも面倒くさいのでそのまま
脚
1つは運ぶ途中に折れ、村の近くの沼に捨てた
もうひとつは吊り下げる最中に折れてしまい、広い家のどこかに転がっている
どこにあるかは妻子すら覚えていない
石片
勇者の下腹部につけていたものが、石化する際、一緒に固まってしまった
外すことはできず、まるで最初からついていたようになっている
「新」勇者
入れ替わりの力を持ち、相手の記憶も持つことができる
動機は不明だが魔王を倒し
力や名声、知恵、謙虚さなど、あらゆる面で元勇者を上回る
真相に気づくものは誰ひとりいない
子供たち
女神像の前で幾度も妻と愛し合い授かった
元勇者の考えていた名前は付けられず
「そっちじゃなくてよかった」と度々引き合いに出される
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2025-03-30 20:43
Comments (4)
尊厳破壊の最たる例の1つだと思います…(*´ω`*)♡ この素晴らしい作品を世に出してくれて本当にありがとう
View Replies乗っ取られた挙句、石化で意識はあるのに体は動かせないのめっちゃ好き 雑に扱われてるのも最高すぎる
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