ゼロから始まった魔法少女、遥乃が魔女に挑む
時系列は遥乃が見滝原中学校の1年生になる前の春休みの4月2日に
家族でホテルに旅行に行き父親が同僚と一緒に下の階の
飲み屋で話をしにいったところです
そこで魔女が現れ結界を出し父親達を閉じ込めたのです
※文章はAI生成ではありません
「これは魔女結界……遥乃!ここに君の父親が閉じ込められてるみたいだ!」
遥乃はキュゥべえに言われて急いで向かい魔女結界の前に着く
「どうすれば良いの……?」
驚き戸惑いながらも自分では戦えないとは分かっている
しかし行かなければ父親を失うのは間違いないと理解はしている
「そうだ……一応剣と札は持ってきてあるんだっけこれで……」
「いや、君ではれいなのようには戦えないだろう。
というか君はそんな物騒なものを良く持ってきてこれたね」
キュゥべえは淡々と喋るが遥乃は口を挟みながら
「つまり……契約しないといけない時が来たということね。
今……ここで契約しなかったら後悔する。
何回も魔法少女に命を救われた私が今魔法少女にならないと、
絶対に意味がないと思うから……!」
遥乃は決意を固めキュゥべえに意志を伝える
「私は……全ての魔女を倒し世界を救う……!」
遥乃は手を強く握りしめ想いを強く願う……
「契約は成立だ」
キュゥべえは冷静な口調でそのセリフを言った瞬間に
遥乃の身体を光が包みこんでいく……
「これが……魔法少女?」
遥乃は変身したらしいが見た目はシンプルな白いシャツに、
茶色のミニスカートと短めの白い靴下に茶色のローファーという、
どう見ても魔法少女というよりは「ただの少女」でしかない
「これが君の願った姿だ」
「え……もっとなんかこう魔法少女って……?」
遥乃は戸惑いを隠せていないがキュゥべえは話を切り出す
「君は魔法少女となり魔女を倒す力を得た、
試しに念じてごらん」
「やってみる……!」
遥乃が強く念じると黄色くて細く長いリボンが出てくる
「これが……魔法の元……?束ねてみよう……!」
魔法で出来たリボンを束ねまるで鉄で出来たような
細い剣と丸くて小さいシンプルな盾、そしてプラスチックのように
軽く弱々しい鎧を身に着けた遥乃は叫ぶ
「今……行くよ!」
魔法少女としてまだ不格好でしかない遥乃は
勢い良く飛び出していった
「……まあ、これで第一関門突破かな、
彼女が魔女を倒せれば良いけど……」
キュゥべえは遥乃の魔法少女としての適性の低さを
目の当たりにしながら「無事」である必要性があるのを
見届けるべく遥乃の後ろから結界に入っていった
魔女結界の中に入った遥乃が見たものは
焼けただれた飲み屋の屋内のような世界であり
燃え盛る柱に焦げたテーブルや倒れた椅子が数多く並んでいた
「熱い……でも先に進まなきゃ!」
遥乃は足を進めていくと黒く細い人形のような影が殴りかかってきた
「くっ……!」
遥乃はとっさに盾で防御し剣で水平に薙ぎ払い影を両断する
影から赤黒い液体が飛び遥乃の身体に染み付く
しかし彼女の手は止まらず次々と魔女の使い魔を血溜まりに変えていき
遥乃は突き進み魔女の元にたどり着く
そこで見たものは遥乃の父親が魔女に襲われつつも
落ちている鉄の棒で魔女の鋭い爪による斬撃を防ぎながら耐え凌いでいるが身体には傷を負っている
「父さん!」
遥乃は急いで飛び出し魔女の前に立ちふさがる
「何故彼女の父親は魔女空間でも動けるのか……?そうかあの護符を付けているのか」
キュゥべえは遥乃の父親が何故動けるのかを理解した
「普通の人間でも耐え凌げる魔女相手ならかなり弱い魔女だ、普通の魔法少女なら倒せる」
キュゥべえはそう問いかけた瞬間
魔女は遥乃の盾をバターのように切り裂き盾がホロホロと落ちてしまう
「これが……魔女の強さ……!?」
魔女は大人より一回りも大きく人の形をしているが
全身は煤けた黒色で目が赤黒く細長い手足をしており
手から非常に長い爪が生えている禍々しい見た目だった
「ウ……ウ……!」
魔女は呻きながら闇雲に爪を振り回し遥乃に襲いかかり壁に突き飛ばされる
「痛っ……!」
「遥乃……!逃げるんだ!」
父親は遥乃を心配し魔女の前に立とうとするが遥乃はそれを止める
「父さん!逃げて!」
遥乃は魔女の激しい爪による攻撃に翻弄されてしまい
鎧がぐしゃぐしゃになり使い物にならなくなり剣も破壊され腕も負傷してしまう
「これは……強い」
負傷した腕にリボンを包帯にし巻きつけ立ち上がる
「そうだ……私には魔法だけじゃなかった!」
れいなから貰っていた霊光剣と魔法札を持ち魔女に再度立ち向かい
事前に魔法札に込められていた霊力を使い突撃する魔女の前に
札の壁を作り上げいきなり出た壁に魔女は頭を勢い良くぶつけた
「グウウウウ!」
遥乃は魔女が頭を痛め悶えた所に霊光剣を勢い良く振り一刀両断する
凄まじい黒色の血しぶきのようなものを上げながら
左右に切れた魔女が消滅しそれと同時に結界も消滅し元の飲み屋に戻る
そして残ったのは小さな黒く丸い球体の上下に針のような物体であった
「これはグリーフシード……私はやったんだ。
でもまだまだ……あの人達には追いつけないかな」
遥乃は初めて自分の手で魔女を倒したという実感はあるが
魔法少女である杏子や魔法少女でないながらも
自分より鋭く優雅に戦っているれいなには
まだまだ及ばないと思っていた
「そうだね、杏子のような魔法少女になるには相当な努力が必要だしね。
でも最初の戦いで負ける魔法少女も多い中幸運が重なって君は生き残った。
それは誇れることだと思うよ。」
キュゥべえも遥乃の動きを見てそう感じていたが
魔女が弱かった幸運、
遥乃の機転の良さで何とか魔女を倒したことを
感心していたのであった。
また閉じ込められていた同僚も魔女空間が消えることにより我にかえっていた
そして遥乃は変身を解き元の姿に戻ってから父親に駆け寄る
「父さん!大丈夫!?」
「ああ……この傷ぐらいどうでもない。
むしろお前が怪我してるじゃないか」
遥乃は父親より深い傷だらけであったことに気づいて痛みだす
遥乃の傷は服に隠れていたが露出している膝から血がにじみ出ている
「痛っ……!でも大丈夫だから……!」
その後父親と共に近くの病院に行き手当を受けたが
遥乃には不思議な現象が起きていた
「傷が塞がるのが……早い……!?」
「それは君が魔法少女だからね、当然のことだ」
遥乃が驚きながらもキュゥべえに問いかける
「私は回復するのが早いのは願いのおかげ……?」
「願い以前に魔法少女は回復が人よりも早いわけだ」
キュゥべえは聞かれたことだけを淡々と返していくのであった
そして側にいる父親が驚いていた
自分の娘の傷の治りが異様に早いことであるとともに
以前れいなから貰っていた護符のお陰でキュゥべえを視認できていたことである
「遥乃、そのイタチみたいなのは何だ?」
「イタチ……じゃなくてキュゥべえだよ。
この子のお陰で傷が早く塞がったんだ……。」
遥乃は父親に魔法少女になったことは言わず
ただキュゥべえのおかげだと説明した。
※護符についての説明は次のストーリーで詳しく書きます
(護符は魔女の口づけを回避しキュゥべえを視認し話せる効果がある)
家族でホテルに旅行に行き父親が同僚と一緒に下の階の
飲み屋で話をしにいったところです
そこで魔女が現れ結界を出し父親達を閉じ込めたのです
※文章はAI生成ではありません
「これは魔女結界……遥乃!ここに君の父親が閉じ込められてるみたいだ!」
遥乃はキュゥべえに言われて急いで向かい魔女結界の前に着く
「どうすれば良いの……?」
驚き戸惑いながらも自分では戦えないとは分かっている
しかし行かなければ父親を失うのは間違いないと理解はしている
「そうだ……一応剣と札は持ってきてあるんだっけこれで……」
「いや、君ではれいなのようには戦えないだろう。
というか君はそんな物騒なものを良く持ってきてこれたね」
キュゥべえは淡々と喋るが遥乃は口を挟みながら
「つまり……契約しないといけない時が来たということね。
今……ここで契約しなかったら後悔する。
何回も魔法少女に命を救われた私が今魔法少女にならないと、
絶対に意味がないと思うから……!」
遥乃は決意を固めキュゥべえに意志を伝える
「私は……全ての魔女を倒し世界を救う……!」
遥乃は手を強く握りしめ想いを強く願う……
「契約は成立だ」
キュゥべえは冷静な口調でそのセリフを言った瞬間に
遥乃の身体を光が包みこんでいく……
「これが……魔法少女?」
遥乃は変身したらしいが見た目はシンプルな白いシャツに、
茶色のミニスカートと短めの白い靴下に茶色のローファーという、
どう見ても魔法少女というよりは「ただの少女」でしかない
「これが君の願った姿だ」
「え……もっとなんかこう魔法少女って……?」
遥乃は戸惑いを隠せていないがキュゥべえは話を切り出す
「君は魔法少女となり魔女を倒す力を得た、
試しに念じてごらん」
「やってみる……!」
遥乃が強く念じると黄色くて細く長いリボンが出てくる
「これが……魔法の元……?束ねてみよう……!」
魔法で出来たリボンを束ねまるで鉄で出来たような
細い剣と丸くて小さいシンプルな盾、そしてプラスチックのように
軽く弱々しい鎧を身に着けた遥乃は叫ぶ
「今……行くよ!」
魔法少女としてまだ不格好でしかない遥乃は
勢い良く飛び出していった
「……まあ、これで第一関門突破かな、
彼女が魔女を倒せれば良いけど……」
キュゥべえは遥乃の魔法少女としての適性の低さを
目の当たりにしながら「無事」である必要性があるのを
見届けるべく遥乃の後ろから結界に入っていった
魔女結界の中に入った遥乃が見たものは
焼けただれた飲み屋の屋内のような世界であり
燃え盛る柱に焦げたテーブルや倒れた椅子が数多く並んでいた
「熱い……でも先に進まなきゃ!」
遥乃は足を進めていくと黒く細い人形のような影が殴りかかってきた
「くっ……!」
遥乃はとっさに盾で防御し剣で水平に薙ぎ払い影を両断する
影から赤黒い液体が飛び遥乃の身体に染み付く
しかし彼女の手は止まらず次々と魔女の使い魔を血溜まりに変えていき
遥乃は突き進み魔女の元にたどり着く
そこで見たものは遥乃の父親が魔女に襲われつつも
落ちている鉄の棒で魔女の鋭い爪による斬撃を防ぎながら耐え凌いでいるが身体には傷を負っている
「父さん!」
遥乃は急いで飛び出し魔女の前に立ちふさがる
「何故彼女の父親は魔女空間でも動けるのか……?そうかあの護符を付けているのか」
キュゥべえは遥乃の父親が何故動けるのかを理解した
「普通の人間でも耐え凌げる魔女相手ならかなり弱い魔女だ、普通の魔法少女なら倒せる」
キュゥべえはそう問いかけた瞬間
魔女は遥乃の盾をバターのように切り裂き盾がホロホロと落ちてしまう
「これが……魔女の強さ……!?」
魔女は大人より一回りも大きく人の形をしているが
全身は煤けた黒色で目が赤黒く細長い手足をしており
手から非常に長い爪が生えている禍々しい見た目だった
「ウ……ウ……!」
魔女は呻きながら闇雲に爪を振り回し遥乃に襲いかかり壁に突き飛ばされる
「痛っ……!」
「遥乃……!逃げるんだ!」
父親は遥乃を心配し魔女の前に立とうとするが遥乃はそれを止める
「父さん!逃げて!」
遥乃は魔女の激しい爪による攻撃に翻弄されてしまい
鎧がぐしゃぐしゃになり使い物にならなくなり剣も破壊され腕も負傷してしまう
「これは……強い」
負傷した腕にリボンを包帯にし巻きつけ立ち上がる
「そうだ……私には魔法だけじゃなかった!」
れいなから貰っていた霊光剣と魔法札を持ち魔女に再度立ち向かい
事前に魔法札に込められていた霊力を使い突撃する魔女の前に
札の壁を作り上げいきなり出た壁に魔女は頭を勢い良くぶつけた
「グウウウウ!」
遥乃は魔女が頭を痛め悶えた所に霊光剣を勢い良く振り一刀両断する
凄まじい黒色の血しぶきのようなものを上げながら
左右に切れた魔女が消滅しそれと同時に結界も消滅し元の飲み屋に戻る
そして残ったのは小さな黒く丸い球体の上下に針のような物体であった
「これはグリーフシード……私はやったんだ。
でもまだまだ……あの人達には追いつけないかな」
遥乃は初めて自分の手で魔女を倒したという実感はあるが
魔法少女である杏子や魔法少女でないながらも
自分より鋭く優雅に戦っているれいなには
まだまだ及ばないと思っていた
「そうだね、杏子のような魔法少女になるには相当な努力が必要だしね。
でも最初の戦いで負ける魔法少女も多い中幸運が重なって君は生き残った。
それは誇れることだと思うよ。」
キュゥべえも遥乃の動きを見てそう感じていたが
魔女が弱かった幸運、
遥乃の機転の良さで何とか魔女を倒したことを
感心していたのであった。
また閉じ込められていた同僚も魔女空間が消えることにより我にかえっていた
そして遥乃は変身を解き元の姿に戻ってから父親に駆け寄る
「父さん!大丈夫!?」
「ああ……この傷ぐらいどうでもない。
むしろお前が怪我してるじゃないか」
遥乃は父親より深い傷だらけであったことに気づいて痛みだす
遥乃の傷は服に隠れていたが露出している膝から血がにじみ出ている
「痛っ……!でも大丈夫だから……!」
その後父親と共に近くの病院に行き手当を受けたが
遥乃には不思議な現象が起きていた
「傷が塞がるのが……早い……!?」
「それは君が魔法少女だからね、当然のことだ」
遥乃が驚きながらもキュゥべえに問いかける
「私は回復するのが早いのは願いのおかげ……?」
「願い以前に魔法少女は回復が人よりも早いわけだ」
キュゥべえは聞かれたことだけを淡々と返していくのであった
そして側にいる父親が驚いていた
自分の娘の傷の治りが異様に早いことであるとともに
以前れいなから貰っていた護符のお陰でキュゥべえを視認できていたことである
「遥乃、そのイタチみたいなのは何だ?」
「イタチ……じゃなくてキュゥべえだよ。
この子のお陰で傷が早く塞がったんだ……。」
遥乃は父親に魔法少女になったことは言わず
ただキュゥべえのおかげだと説明した。
※護符についての説明は次のストーリーで詳しく書きます
(護符は魔女の口づけを回避しキュゥべえを視認し話せる効果がある)
2
3
119
2025-04-04 23:05
Comments (0)
No comments