乙君は同学年より10年くらい鈍い

乙君は唯一親元で暮らしていた過去を持つ少年です。
彼は１５歳まで実の母親と風呂に入らされてたというトラウマがあります。

（なんか、やだな…）

「乙。ちゃんと洗うのよ」

「……」
乙くんは受容能力が高いためそれがおかしい事だと気付くまで時間がかかった。それを甲くんからは「危険因子」と揶揄されオマエが悪いと言われ続けました。
それ以後、体がフワフワするという特有の癖もありわけのわからん失敗をして辱めにあった後で、毎回自分自身を責めるという内向的な性格が身に付いてしまいました。

それ以後、理想と崇める尊美を守る為のパワーとトラウマによって、最高の剣力を持つ武闘家に育ちます。
倒した相手は９９人以上…（推定）

「なんかオレ、敵と対面してる時は俺めっちゃ強いと思うんだけど一人の時はなにをしてればいいかよく分かんないんだよね…」