傍若武神ドシガタイン　77-4

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一角「何のために…こんなもんを、こんなにアホほど用意しやがった？」
喉元「やだなあ。言ってたじゃないか。
自律兵器軍団など、もっと強力な兵器を用意して皆殺しにしてやれば済むことだってillust/126580705」

喉元は、言っていた通り、自律兵器軍団に対抗するための備えを自分でも造っていました。
それがこれ。

一角「喉元、お前…」
喉元「あーあー、皆まで言わなくていい。わかってるよ。
強力な敵がどんどん増えてきて、行き詰まってきてるんだろ？」
一角「！！　………………」
喉元「一角。親愛なる友の君に、この地獄の軍団をプレゼントしよう。
どうぞ、君の望むままに使ってくれたまえ。君の言うことなら何でも聞くからね」
一角「なにぃ…！？」
喉元「そうだ。自律兵器軍団の殲滅などとケチなことを言わず、地球人類以外の宇宙全ての知的生命は全部滅ぼそう！！
そうすれば、もう地球が他の星からの侵略に怯える必要もなくなる！！　ねーそーしましょったらそーしましょ！！」
一角「ふざけたことを…！　手前の力なんぞ借りずとも、俺の手でドシガタインをいくらでも強く…」
喉元「えー、そう？　残念だなあ。
君が受け取りを拒否するなら仕方ない。地球内のあちこちの市場にてきとーにばらまくけどね。
いいのかなあ。無法特機の連中やら解釈自由の会やらと同じ穴の狢のアホどもが、また無茶苦茶するんじゃないのかなあ」
一角「………てめえ………！！」

続く予定です。