怪人教団（６４）

今回は怪人化した動物達を再び紹介致します！春の時期になると動物を虐殺する殺人の卵達が現れますが、俺的には人が殺されるよりも犬猫が殺される方がムカつきますのでああいう奴は無抵抗の状態にしてから動物にしてきた事と同じ事をされて死んでいくことを願っています！（サイコパスではございません！）

六腕の亀 ロッカン
環境汚染が進行する沼地に捨てられた亀が有害な環境に生き抜くために怪人化。人間の嗅覚が悲鳴を上げるほどの臭いを全身から出しているが、トラックを空き缶のように潰してしまう六本の腕を持つため臭いを気にしてられないのだ。足は集中攻撃を受ければ倒れてしまう弱さだが甲羅はとても硬く、殻に籠られてしまうとミサイルでも倒せなくなる。噛む力も強く、一度噛まれれば致命傷を避けられず自力で解く事もできないまま海に連れてかれてしまう。苦しむ動物達を尻目に優雅な生活を過ごす人間を嫌っている

砂漠の毒鉄尾 スコピアン
人間の勝手な都合で大量駆除されたサソリの一体が突然変異を起こして怪人化。アラビアン風な女性の上半身が生えた事で知能が大幅に上がっている。普通の人型怪人なら二人乗れる程の巨体と弾丸を弾く甲殻、頑丈な壁を破壊できる鋏だけでも恐ろしいが、刺さればものの数分で耐え難い苦痛と共に死んでしまう尻尾の毒が最も脅威だ。地面の中に潜って襲撃する事があるため、突然消えたのなら足元に気をつけねばならない

死刃犬（しばいぬ）
柴犬ばかり狙って殺した男が犬の怨念に取り憑かれて怪人化した存在。猫怪人達と同じく盾役が主な任務だが、突然巨大化して人間を襲う事がある。ビーフジャーキーのように人間を噛み砕きながら家屋を破壊し、全滅するまで襲い始める。心臓部にある男が苦しむ事で血流が良くなり、苦しめば苦しむほどこの怪人の動きが俊敏になり更に手がつけられなくなってしまう。完全に男を殺さなければこの怪人も死ぬ事はない

怨念怪異の猫
世界中の猫殺傷事件で亡くなった猫達の巨大な怨念集合体が小動物から人間に切り替えようとした動物殺しの女に取り憑き怪人化。急激な肥大化の中で体を乗っ取り、そのまま体の支配権も手に入れている。他の猫怪人とは違って戦闘兵として活動しているが、戦闘よりも食欲が恐れられている。食べた人間の数だけ増える黒い手を使って人間を捕まえて捕食するため、多くの人間が食べられればこの怪人の危険さが増してしまうのだ。食欲がない時は人間をおもちゃのようにする事がある

次回はあのＥＮＤＷＯＲＬＤが生み出した子供達を紹介します！