改造少女
「いらっしゃいませ、ご主人様」
新人のメイド喫茶の少女は、そう挨拶をした。相手は初顔の客だ。この店に初顔の客が来るのは珍しい。特殊な性癖嗜好の客がメインだからだ。というのも、このメイド喫茶、働いている従業員はみな体を改造されているのだ。そして、その改造された体のどこか一部をさらけ出している。さらけだすのは店のオーナーの命令なので、皆どこか非人間的である体の一部分を客に見せている。
「あ、あの・・・」
やってきた少女の体を見て初顔の客はちょっとドギマギしているようだ。街中では通常見かけることがない姿だからだ。体を機械化してもそれは恥ずかしい事である、という常識が強く誰も非人間的である部分は見せないのだ。そんな中で、この喫茶店では体の一部とは言え、機械化された部分を見ることができるのだ。ロボットとは違う謎の風情がある、この喫茶店はマニア受けしているものの、やはりウルトラマニアックなため固定客がほとんどである。
「ご注文は何にいたしますか?」
メイド少女は初顔の客に尋ねた。
「じゃあ、あ、あのこの・・・オイルコーヒーを・・・」
「はい、わかりました。オイルコーヒーですね。他に何かご注文は?」
「えっと、あ、あの・・・このメイドサンドイッチを・・・」
「え?サンドイッチを・・・いいんですか?」
「え?」
「それは二人のメイドがあなたの両脇に座って、あなたがサンドイッチにされてしまうオプションなんですが・・・」
終
新人のメイド喫茶の少女は、そう挨拶をした。相手は初顔の客だ。この店に初顔の客が来るのは珍しい。特殊な性癖嗜好の客がメインだからだ。というのも、このメイド喫茶、働いている従業員はみな体を改造されているのだ。そして、その改造された体のどこか一部をさらけ出している。さらけだすのは店のオーナーの命令なので、皆どこか非人間的である体の一部分を客に見せている。
「あ、あの・・・」
やってきた少女の体を見て初顔の客はちょっとドギマギしているようだ。街中では通常見かけることがない姿だからだ。体を機械化してもそれは恥ずかしい事である、という常識が強く誰も非人間的である部分は見せないのだ。そんな中で、この喫茶店では体の一部とは言え、機械化された部分を見ることができるのだ。ロボットとは違う謎の風情がある、この喫茶店はマニア受けしているものの、やはりウルトラマニアックなため固定客がほとんどである。
「ご注文は何にいたしますか?」
メイド少女は初顔の客に尋ねた。
「じゃあ、あ、あのこの・・・オイルコーヒーを・・・」
「はい、わかりました。オイルコーヒーですね。他に何かご注文は?」
「えっと、あ、あの・・・このメイドサンドイッチを・・・」
「え?サンドイッチを・・・いいんですか?」
「え?」
「それは二人のメイドがあなたの両脇に座って、あなたがサンドイッチにされてしまうオプションなんですが・・・」
終
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2025-04-28 00:00
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