幽霊族の末裔が実家を出る前のお話

実は鬼太郎は言葉を覚えたての頃、水木を「とと」と呼んでいました(目玉おやじのことは「とぉ」呼び)。しかしそれを聞いた水木が「違う違う、ととはこっち(目玉おやじを指す)だろ。俺は水木だよ」「みぅ〜？」「みーずーき。はは、お前にはまだ難しいか」という感じで教え直しています。ただ鬼太郎は幼かったので、当時の記憶は覚えていません。

でも目玉おやじは内心(お主も"とと"じゃろうが…)と思っていたので、今回の鬼太郎と水木のやり取りを見て、泣いて喜んだと思います。多分3ヶ月くらいは酒の席で妖怪仲間たちにこの話してると思う。