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喧嘩してるとこ見たい

500年の人生経験の放浪者と元来のコミュ力のセトスだから互いの弱いところを土足で踏んでしまうヘマはやらかさない信頼はある二人。
だけど、表面上近しそうなところがあっても、根っこが真逆だから一度それぞれの柔らかい所が侵されたらそれはそれはエグい喧嘩になると思ってる。二人共賢いから互いにどんなやつなのか、突かれると痛い所はどこなのか?とか薄々察してるところもあると思う。

神(雷神、ヘルマヌビス)に選ばれなかった者同士、歴史政治を専門に研究する因論派学生、消えゆく砂漠の知識を護る沈黙の殿の頭領と社会学に深く関わる者同士、似た者なところがあるけれど、パーソナルなとこを掘り起こすとどんどん対象的な物が出てくる

今はもう滅んで博士の介入や当時の稲妻情勢の悪さもあってマトモな記録も論文も残っていないたたら砂の歴史をまるで墓石を立てるみたいに研究論文を出していく放浪者、
キングデシェレト、砂漠の文明の記録を今に至るまで永遠に紡ぎ続けた沈黙の殿の若い頭領としてもはや紡ぎ続けるのも限界が近い生まれ故郷をさらに延命するために草神のテリトリーに訪ねてきたセトス。

雷神に、俗世の七執政に反発するように博士の提案を飲み正機の神と作り変えた散兵と
今は亡きヘルマヌビスだとしても黙々と沈黙の殿という組織の運営をひた続けたセトス。

雷神に捨てられた裏切られたと考えた散兵とクラクサナリデビを裏切って見捨ててしまったと罪悪感を持つセトス。

ツンツンで高いところに逃げる猫っぽい放浪者と嗅ぎつけて見つけ追いかけるニコニコ懐っこい犬みのあるセトス。

かつての自分の足跡が完全に消え、たたら砂での思い出もテイワットの正しい歴史から存在ごと無いことになった傾奇者、もとい放浪者。
砂漠文明の歴史を紐解くためのただ1つだけの手がかりの沈黙の殿の膨大な記録を自分の身にすべて背負って歩むセトス。

放浪者は笠に脚絆と正しく旅装束、ファデュイの散兵としてやってきた罪は記録ごと漂白されて償うことすらできず潔白の身となり、寄る辺も持たない自由の青と白のカラーリング。
セトスはストールを纏って旅の者を装っているけれど羽織ってる布を取ると下に着ているのは白に金装飾の、神官の服。背中もガラ空き。プー太郎(ニート)を自称してるけれど一皮ストールをひん剥くと既にこの世を去ってる神に未だ身を捧げるヘルマヌビスの信奉者としての姿になるのが、こう、未亡人味を感じてます。巫女みたいなもん。遊び人を装ってるくせして純潔なんだよ。シティに居るとき、ストールを羽織っている時は人懐っこい犬味があるけど、神官服の時や稀に敵対者に覗かせる事があるのがヘルマヌビスが遺した沈黙の殿の為に目を光らせてる賢いトビヘビの面。身持ちが堅い。ドエログリフ。

神に中指おっ立ててあっかんべーした放浪者とヘルマヌビス様一筋でマハークサナリデビとも協力関係結んだセトスだとイギリスに対するアメリカとカナダくらい性格が違うなって思います。

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2025-05-02 01:38

 ケエレ


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