魔法少女こごみ様①

▽あらすじ▽
ある日私は血まみれの管狐を拾う。
しかしその小さな善意は大きな間違いだった。

「はぁ……"さわった"な」
「古来より"触る"は"障る"……つまり君は呪われた」

管狐曰く、碌な死に方はできず、成人を迎えるどころか次の誕生日を迎えられるかも怪しいらしい。
絶望する私に、彼女は愉快で仕方がないといった風に笑いながら口を開いた。

「私と契約して魔法少女になりなさい」
「そうすれば、魂だけは助けてあげる」

こうして私は、魔法少女になった。

作画：user/32812997

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