冒険者ギルドとは(無敵先輩の世界観)

ミナ・フレンドリー
（ギルドの受付嬢 / 金髪 / コミュ力最強）

明るく輝く金髪に、誰にでも親しげな笑顔を絶やさないギルドの受付嬢。
その名の通り、「フレンドリー」な性格で、
初対面の相手とも一瞬で打ち解けてしまう天性のコミュニケーション能力を持つ。

● 創設の由来

冒険者ギルドが誕生したのは、今から約200年前。
長く続いた帝国と王国の戦争が話し合いによって終わり、
兵士たちは国を守るための防衛任務に専念するようになった。

しかしその後、
各地ではモンスターの増加や盗賊の被害が広がり、
軍だけでは対応しきれない事態が起こるようになった。

そこで、民間の戦力を集めて対処するために生まれたのが、
冒険者ギルドである。

ギルドはやがて、治安の維持や魔物の討伐、
地域の開発支援などで重要な役割を担うようになり、
各都市に支部が作られていった。

● ランク制度の概要

冒険者ギルドでは、
冒険者の実力や貢献度を総合的に評価し、
以下のようにランクを定めている。

ランク レベル目安　　評価基準
D級 Lv15 　　　凡人の域。　訓練を受けた一般市民程度の戦闘力。主に雑用依頼に従事。
C級 Lv30 　　　努力の域。　一定の技量を得た者。小型魔物の討伐や護衛任務をこなせる。
B級 Lv40 　　　一般的な域。地方で名の通った実力者。中型魔物の討伐も可能。
A級 Lv50 　　　天才の域。　国の依頼にも対応できる実力。
S級 Lv60 　　　英雄の頂。　国家級の脅威への対応が可能。
- Lv80 　　　英傑の領域。数十年に一人の逸材。
- Lv99 　　　人間の限界。歴史書にその名が刻まれる存在。

■ S級冒険者（数百人）
■ A級冒険者（約500人）
昇格は非常に狭き門

■ B級冒険者（最も多い）
都市部や辺境を問わず、安定した需要があり、
冒険者として生活していける最低ラインとも言える。

ここを超えられるかどうかが、
「本物の冒険者」として認められる分かれ目となる。

■ C級冒険者（転職者が多い）
冒険者稼業の厳しさを最も痛感する層

■ D級以下（見習い・雑用）
ポーターなどの荷物運び。

● ランクの判定基準

冒険者のランクは、
以下の複合評価によって決定される。

・レベル（戦闘能力）

冒険者のレベル・魔力・攻撃力・防御力などを
魔法具で測定して算出する。
しかし、レベルが高い＝強いとは限らない。

人には「四つの才能」があると言われており、
その持ち味をどれだけ伸ばせるかで、
実力に大きな差が生まれる。

つまり、単なる数値だけで強さは決まらないのだ。

・依頼達成率
　受けた依頼をどれだけ成功させたか。
　失敗が多い者は評価が下がる。

・素行
　都市内での騒動、一般人への暴力、
　ギルドへの依頼放棄などは大きな減点対象。

・ギルド貢献度
　魔物討伐数、危険情報の提供、
　後進育成など、コミュニティ全体への影響も加味。　

● ユニオン（冒険者同盟）とは

冒険者ユニオンとは、
冒険者たちが自発的に集まり、
共同で活動するために結成するチームや組織のこと。

5人以上で申請することで、
冒険者ギルドに正式なユニオンとして認可され、
独自のランクが与えられる。

その規模や目的は、
少人数の小隊から大規模な戦闘集団までさまざま。

依頼を効率よくこなすため、
あるいは信頼できる仲間と生き延びるため、
多くの冒険者がユニオンに所属している。

ランクは、戦闘能力だけでなく、
依頼の成功率や実績、社会的信用などを総合的に評価して決まる。

● ユニオンのランク

S級　各地で名の知られた伝説級のユニオン。国家からの直依頼もある。
A級　高難度依頼の常連で、ギルドからも信頼が厚い。
B級　中堅。
C級　結成まもない新規ユニオンや寄せ集めの仮チームなど。

● 現在のギルドの役割

　荒地の開拓
　モンスターの駆除
　VIP護衛
　ダンジョン探索
　密輸や暗殺の摘発