プロフェット5

数年前にリイシュー版のrev4が発売されましたが、ウチにあるのはもっと古いrev3です。
手弾き専門だからMIDIとか付いてないです。
使われているカーチスのカスタムICがよく壊れます。

パーツさえ手に入れば大体治せるんですけど、コレがなかなか手に入らず難しい…💦
たとえあったとしても希少だから値段が高いです。

秋月デンキさんがサードパーティ製のカーチスVCOやVCOの復刻版ICを割と安価で取り扱ってくれてましたけど、最近は在庫不足で割高になってしまいました。

古いけどいろいろと思い入れのある楽器で、今まで大切にしてきましたが、もしもあたしがこの世とお別れすることになったら、キチンと自分でメンテや修理が出来て、大切に弾いてくれる方に譲りたいと考えてます。

でも、なかなかそんなヒトはいないみたいです…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

実はこういう古い電子楽器が、訳あってウチにはゴロゴロあります。

壊れたらネットで調べて回路図探したり、部品を買ったりして自分で修理してました。
昔の楽器の良いところは、壊れたら修理し易いような設計で、本体や回路基盤が構成されている事です。

最近の楽器の回路は表面実装基盤なので、修理がなかなかたいへんです。

積層セラミックコンデンサなんかは、米粒よりも小さい砂粒みたいなおっきさです。

ランドは剥がれやすいし、最初から使い捨て前提のイジワルな回路設計です。｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

※最近のICとかあんま壊れにくく大抵、調子の悪くなる原因はアルミコンデンサの劣化やハンダ割れ、接点の酸化による導電不良です。

コルグのモノトロンシリーズとか、アルミコンデンサの不良による故障が多いです。
今まで何台か、修理してあげたよ♡

表面実装基盤の修理にはハンダペーストやヒートガン、そして経験と視力が必須です。