ドジっ娘ロボの作り方：ドジック編

★ illust/13286626で、きゅうなな様user/1055883に、地蜘蛛を模した八足家事ロボのプレゼンをしたらば「パーツが多くなるとメンテと単価が高くなっちゃうんだモン」と一蹴されてしまったorz。★世は事なべて資本主義の時代、お説は誠にご尤もである。★日本でなら「半身人間」の形態でも受容されるかも知れないが、欧米の社会であれば、宗教上、それは受け入れられ難く、むしろモデルの動物の形態を活かしたデザインの方が、社会的な摩擦は少ないかも知れない…。★しかしだ、地蜘蛛形なのだから、兄ぃuser/1434414のご提案＞おシリから糸引いて天井に収納する、てぇのも如何なモノか…？（笑）★ところで「人間型ロボ娘」の萌え特性として賞される『ドジ』の条件として「何も無い所で転ぶ」事象は必須であろう。★この点で旧い知己のロボット技術者と、酒の上で論議になった事を思い出した。★彼氏、設計上そのような事が起こるとは信じられないと言う。★確かに確率計算でイヴェントを策定して「コケ」ていれば、それは「発作」だ、と言う点では意見は一致したのだが（笑）。★しかし自分は反論した、以下のロジックならどうか、と？★Fig.1のような安定した直立姿勢から、Fig.2の様に移動を開始する際に、計算上の最適値よりもほんの僅か重心の移動を早め、足の移動を逆にする。★そしてFig.3のように「摺り足」とは言わないまでも、足を揚げるのを数センチ以下に設定するとどうか？★もし一見平坦に見える床面に、ほんの僅かな突起があっても、移動中の足はそれに引っかかり、オートバランスの補正が間に合わずに、見事にすっ転ぶのでは無いだろうか？★これを聞いた彼氏、一瞬頭を抱えてしまったトコロを見ると、このロジック、あながち間違っていないような気もするのだが…（苦笑）。★それにしても、二足歩行ロボットの成功は、コンピュータの演算能力向上も然る事乍ら、角速度センサー（＜これで正しい呼称だっけ？）を初めとする、各種センサーの小型化と機能の高度化も重要な要因を占めているのだろうねぇ。