もうすぐ　また会えるね

先日、最後の旅客営業から引退した大糸線のキハ５２
１両が保存されることが決まっていたが、残る２両の去就が注目されていた
解体では？という話もあったが、喜ばしいことに千葉県下いすみ鉄道で再生することがきまった
静態保存ではなく、営業列車としての動態保存である
同社社長氏のブログに詳しいが、３０００万円程の費用をかけて整備し来春には営業運転できるようにする模様だ
車両はスカ色（いわゆるスカよりは濃い）の旧標準色をまとった１２５号
僕が今春、最後に乗ったキハ５２だ
いすみ鉄道ではこれを目玉として鉄道沿線そのものを活性化させる観光資源にしたいと考えている
久留里のキハ３０、小湊、かつての気動車王国千葉が甦ろうとしている・・・
なお、いすみ鉄道では関東鉄道にも声掛けをしており、将来的にはキハ３０あたりも導入されそうな気配だ
キハ３０は木原線でも御馴染みの車両だし。これからますます房総が面白くなるね

というわけで、キハ５２
何を思ったか「ＪＲ九州」仕様
電化の進捗やキハ２２０等に置き換えられて２００２年に引退、翌年解体されている
山岳地帯の多い九州だが、比較的平坦な直方区で最後を迎えている
九州全域で活躍していたが、やはり南部のローカル線のイメージがある
高千穂線とか、宮之城線、山野線・・・
大畑のループ、スイッチバックをこのクルマで越えて見たかったね
僕が最後に見た九州の５２は豊肥本線を単行で走る姿。かれこれ１５年くらい前だろうか？
そもそも、当時生き残っているとは思っても見なかったくらいだ

花輪、山田、岩泉、米坂、大糸・・・
追いかけまくった老兵に再び会える日が近付きつつある