貴婦人ゼット
前々からいろんな人のところで「私は車が描けない」という発言をくり返していたのですが、要するに練習しなきゃ描けるようにならないわけで…。というわけで写真を見ながら描き始めたところ、思いがけず40分くらいで描けてしまったのがこれです。やってみるものですね…。 ■ 日産フェアレディゼットZ33…2002年7月デビュー。不景気と排ガス規制、リコール問題や安全基準の厳格化、車へのニーズの変化などにより、多くの国産自動車メーカーが低迷線を辿る中、日産の意地と誇りと再起を懸けて世に送り出された1台。やはりニーズには答えなければならず、専用パーツだらけの高額モデルでは逆に車の寿命が縮む時代でもあるため、パーツの多くを他のモデルと共用するなど以前のゼットにはない試みを多く投入した結果、3.5リッターエンジンを搭載しながら300万円台という破格の低価格を実現。これが功を奏したのか、歴代ゼットの積み重ねてきた累計販売台数をこれ1代で抜き去る大ヒットモデルとなる。流麗秀逸なデザイン、ロードスターの追加は特に評価が高く、ロードスターをATで軽やかに乗るという楽しみ方はこれまでのゼットにはなかったもの。年ごとにマイナーチェンジを重ね、最終型ではついに3.7リッターエンジンを搭載し凄まじい動力性能を得るに至る。 ■ これだけの大きな車でありながら乗車定員は2名であり、ラゲッジは狭くダッシュボードすらない。MT車の場合、シフトチェンジするたび助手席に座る人の右足にフックぶちかますことになる。しかもクラッチが重いため特に低速ギアでのシフトアップがなかなかスムーズに行かない。室内が狭くウィンドウが小さいため、後ろが見えない。ドアがぶ厚いため横も見えない。ボンネットがド長いため前も見えない。駐車場に頭から突っ込むと純正の車高で車止めにぶつかる。もちろん燃費は非常に悪い。ミニバンと軽自動車に慣れきった人々からの理解はまず得られない。だがそれがいいと胸を張れる人でなければ持つことも乗り続けることもできないだろう。高速道では140キロ以上のスピードに軽々達し、助手席に座る人にその速度を気づかせないほどの高速安定性を誇る。高速走行をゆったり楽しむという矛盾を可能にする車はまことに稀有であり、これを1度知ってしまうとそんじょそこらの車では満足できなくなるに違いない。 …………私の愛車です。
アナログ
traditional
日産
nissan
フェアレディZ
Fairlady Z
車
car
模写
replica
練習
practice
キャプション芸
check out the description
27
2
786
2010-12-19 15:30
Comments (24)
>ワトフクさん 私がダブル、トリプルワークまでしてなお金がない理由はすべてコイツにあります(爆笑) だがそこまで惚れちまったんだから仕方がない!!(大爆笑)
>すらっしゅさん …しかし、貧乏フリーターの身分でこんな車を持つと、地獄を見ることになるのであった…。給料が低い? ボーナスが出ない? でもローンと維持費がヤバい(爆) それでも所有する価値はありますが!!
>マルナさん マニアというほどではないですが、ごくごく単純な意味で好きですね。ミニバンなど背の高い車に慣れると、もう前が見通せる車にしか乗れなくなると聞いたことがあります。私の場合は逆で、まず実家の車からしてセダンだったんですよ…(汗)(しかもまだ現役らしい)
>リフレックスさん ジャジャ馬ぶりも逸品です(爆笑) 9月に天瑞さんをお乗せした時に発進でノッキングしたりと、未だに乗りこなせてません(大爆笑) ■>天瑞さん と言っていたら天瑞さんがキター!!(超爆笑) いつかこいつを痛車にしてコミケまで行ったるぜい!!
>もこさん 私もこれに乗る前は何気なく選んだマーチだったので、自分がここまで車好きになるとは思ってませんでしたね。ただ、母親がMT車をものすごく丁寧に運転する人だったので、その影響は多分にあると思われます(爆笑)
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