ワンコ座り

「よお、また部屋に籠もってお絵描きか？たまには外出ろよ。少しは体も動かさねえと感性ってやつも鈍っちまうぜ。寒いだぁ？冬は寒くて当たり前なんだよ。そうだ、一緒にツーリング行くか？美味いラーメン屋見つけたんだよ、富士山の方に。は？あたしの後ろに乗ればいいだろ、ヘルメットもあるし。…そうこなくちゃな！下で待ってるから早く着替えて来いよ。…ほらよ、もっとしっかり掴まねえと落ちちまうぞ。そうそう…ムギュ…どこ触ってんだ！もっと下だ馬鹿！ったく…ブロロロロ…なあ、今はどんなの描いてるんだ？…ハァ、何で隠すんだよ！いいじゃねえか教えろよ…ゴニョゴニョ…ちょ、おまっ、それってウワアッ危ねっ！ば、馬鹿野郎事故るとこじゃねえか！い、いきなり変なこと言うなよ。ひ、姫のそんなの…見つかったら絶対殺されるぞ、お前。…そ、それで続きは？…ドキドキ…×××が×××に入って…×××を×××に×××…結構えげつないなお前…一体どっからそういう知識仕入れて来るんだよ童貞なのに。…あーっ、悪かったよ悪かったよ、運転中に人の背中で泣くなよ…あ、ほら着いたぞラーメン屋！ホラホラ奢ってやるからさズルズルズル…どうだ、美味えだろ。ほらチャーシューやるよ。来た甲斐あっただろ、なあ？ゴクゴクゴクそうだ、今度はあたしを描いてくれよ。…ばっ！ちっ違うだろそそそういうのを描けって言ってんじゃねーよ！何言ってんだ馬鹿だろお前…あたしは…お前とはそういう変態的なのじゃなくてもっとノーマルな…ってそうじゃねえよ！何がだよ！お前チャーシュー返せよもう…馬鹿ぁ…」…誰とでもいいから会話したい……あとラーメン食べたい