初音電撃作戦#854
そもそも初音卿はこの宇宙の住人ではなかった。平行する別次元の宇宙の初音なのだ。それが宇宙船事故により我々の宇宙にワームアウト、偶然そこを通過中の宇宙船に激突。自らも体のほとんどを失うが事故相手側の脳死した初音に乗り移ったのだった。この脳死した初音は小柄な支配階級初音だったためその後の勢力拡大に有利であった。初音卿の身体はゼリーの様な形態をしており。脳さえ無事なら何度でも再生がきくのだ。副園長派との戦いで再度身体を失うと今度は機械で作られた入れ物を作ったのだった。…「くっくっくっ、来たな宇宙忍者!」「初音卿!貴様のスカラベにはすでに我が聖なる剣がつき立てられた、聖なる双頭の翼持つ大蛇が貴様を冥界へいざなうだろう」「貴様の様な欲に満ち満ちた人間はこの宇宙で生命を受けるに値しない、貴様の肉を割り、骨を砕き、その骸をも獄苦の底で倒懸に処す。影さえも破砕し我が焔で灰と化すであろう!」…「おもしろい、私にはすでに肉はないのだがな!!このバビロンで果てるがよい、稲妻と雷!!」
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2011-02-23 14:00
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