Ｈｅ１６２

　飛行機と少女シリーズ２　Ｈｅ１６２

　Ｈｅ１６２は大好きな戦闘機の一つです。
　第二次大戦末期、ドイツ、ハインケル社は３ヶ月弱の短期間でＨｅ１６２の原
型機を完成さました。これは飛行機の開発としては驚異的な短期間での開発です。
　Ｈｅ１６２の要求は、単発、生産容易、戦略物資の使用を最小限におさえた、
フォルクス・イエーガー（国民戦闘機）を作れという要求でした。
　エンジンを背負う形にしたのは、胴体内に収容すると胴体の設計に時間がかか
るためだそうです。
　終戦までに２４０機が完成し、８００機以上が生産途中だったそうです。
　一部の本には実戦に参加してないと書かれていましたが、実際には実用化され
ていて少なくとも２機の撃墜を記録しています。
　それにしても、暁（あかつき）のＨｅ１６２というタイトルにするつもだった
のに、いざ完成してみると、とてもそんなタイトルはつけられませんでした。