キャプション読んでいただければ幸いです

はじめに
「このキャプは不謹慎な表現が含まれています。しかし、この表現しか出来ない私の文章能力をお許し下さい」

計画停電のおかげで何とか停電される時間が先送りになっているようで効果があったと思われます。
でもでも、だからといって油断しているとまたピンチになるので、このままみんなで協力態勢で行きましょう。

また、震災から10日が過ぎました。
今からが正念場です。

思い返せば今から16年前、阪神淡路大震災が発生しました。
私はその頃まだ4・5歳でした。その頃というのはまだ、震災の恐ろしさなんてこれっぽちも分かっていませんでした。
しかし、私が中学に上がって、学校の授業で震災のビデオを見たときは唖然としました。
震災当時、私の家の周りはそれほど被害が無かったのですが（数メートル先の公園のグランドが粉砕していたり、避難所の中学校の施設が一部壊れていたりした程度です）被災地に近い阪神地区は壊滅的でした。建物は原型をとどめておらず、道路は瓦礫の山で歩くことすら困難な状態でした。そして何より火災でいつまた爆発するか分からない状態でした。
その光景をビデオを通じて見た私は中学生の心に痛烈に響きました。
その後、被災者にお話を伺う機会があったのですがとてもまともに聞くことができませんでした。正直言うととても怖かったのです。
建物が倒壊して瓦礫の下敷きになってしまった方、火災でなくなった方、命は助かったのですが、手足を切断しないと亡くなっていた方など数えると切りが無いほどでした。
お話を伺った被災者の方は涙を流しながら淡々と語っていました。
とても辛かったのではないでしょうか。
そのお話を聞いて「私たちに出来ることとは何か」という課題が出されました。
私はこの「阪神淡路大震災で経験したことを教訓にする」という結論を出しました。
しかし、私自身今回の震災で何が出来るのだろうと自問しました。
正直言うと私一人では何も出来ない。出来るはずが無い。
ですが、決して大きなことは出来ないとしても、私には（一応）震災経験者として後世に震災のことを伝える義務があるのではないか。
しかし、どういう風に伝えたらいいのか、私の答えはこの機会を通じて少しでも皆さんの心に「震災の恐怖というのを知っていただければな」と思います。

また、16年経過した神戸は見事に復活したので東日本も華麗に復活するはずです。
本当にがんばってください！

最後にこの場を借りて被災者に、亡くなった方にご冥福を・・・