東京電力清算事業団

★放射線マークはこちらより拝借＞http://freesozai.jp/sozai/public_mark/pbm_011.html。★「東電は潰れない、潰さない」と嘯いておられる方も多いようだけど、今後の補償問題を考えると、現状のまま存続させるのは不可能だと思うンだ。★昭和三十〜四十年代の公害事件では、被害者への補償は慮外の問題だったから、例えば水俣病の原因企業の日本窒素肥料（株）や昭和電工（株）は存続したけど、現状、特に日窒＞現チッソ（株）などは、莫大な補償分が経営を大きく苦しめていて、どうにか補償問題を切り離そうとしようと足掻いている訳で、その経験からすれば、スキームとして第二会社を設立するのは必須だと愚考しちゃう。★取り敢えず配電事業は引き継ぐとして、発電事業の扱いはどうなるか？★清算事業団は補償問題と、今回の事故原子炉の廃炉の後始末を引き受ける事になるだろうが、原子力関連部局ごと切り離して、発電事業を引き受けさせ、その事業収入で補償を賄う事になるかも知れない…そうなると原電も巻き込む事になるか…。★それに状況によっちゃ「首都圏への電力供給不足」を名目に、東北電力をも統合しで【東日本電力】を作るかも知れん（焼け太りだ！）。★東北電の皆様には迷惑なスキームだ。★スキームの形態を問わず、当然足りるワケ無いから、莫大な税金を投入する事は必至ゆえ、東電職員の給与や退職者年金の切り下げも避けられないと思うけど、きっと傲岸無恥な幹部連は温々と高額な退職金、年金をお手盛りで維持するんだろうな。【追記:16,Apr,2011】★2011（平成23）年4月1日から、チッソ（株）は、補償業務を担うチッソ（株）と事業会社のJNC（株）に分離されました。★本イラストに「No_More_FUKUSHIMA」のタグを付与して下さった方がおられますが、自分は「原発反対」のポジションには立脚しておりませんので、削除させていただきます。