【PFV】助言者【三帝決戦】

物資を運ぶため鉄騎街道を少しずつ進み、とある休憩の際に、一人の女性に出会った。
彼女は荷馬車の上に乗って、フードを取るとこう言った。
「あら残念、バレちゃった？」
「君は……トライガルドの人ではないな？いつからそこにいた？」
褐色の肌に紅い目……彼女の目の奥に、砂漠の地が見えた気がした。
「ふふ、ちょっと歩くのも疲れちゃったから、少しだけ乗せてもらってたわ。ありがとうね。坊や。」
「なっ……ぼ、b！！！？」
「うっふふふ！面白い子！だってあなた戦場慣れしてない感じがするもの。違う？ふふ、じゃあね！」
いつも年齢で驚かれていた自分だが、あまりに唐突なその言動に、言葉を失った。

「戦場慣れしてない坊や…か。　言えてるな。」

けれどこれからは坊やだから逃がしてもらえるとは限らない。
自分がやらなくては。そんな思いが戦場へと赴かせた。

※こちらの前のお話になると思ってます【illust/17624091】
※このイラストはエンカウントではありません。ちょっとした出会い…みたいなものです。パラレルでもおk！

■うちの子
オーファ【illust/17636292】
荷馬車はこのとき【illust/16709618】と一緒、、、ということで！
■お借りしました！
・ロイネ【illust/17503784】
■お借りした素材
・【PF5】各国紋章【illust/16195959】
・飾り枠13【illust/16396752】

こちらへの参加作品です
【PF5】鉄騎街道の三ツ辻【トライガルド】【illust/17550023】