ひるむな、日本！

どうにもミサトが描きたくなったので描いてみる。●昔、本放映でエヴァを観てた時ぼんやりと「実際あんなワケワカラン怪物が意図も判らず攻めて来たらメチャメチャ恐ええやろなあ」と思ってた。いくらエヴァという決戦兵器があってもそんなものは大したコトではない。毎回状況はチガウ、勝てる保証などどこにも無い。…あの世界の中にある「日常」はなんと脆いものか。●だからだろうか、地震が起き、津波や炎に飲まれる街を報道で見た時、自分のあまりの無力さにエヴァの日常を思った。輪番停電が決定した際も、真っ先にミサトの顔が浮かんだ。「おっしゃ！こちとらフクオカやけど一人ヤシマ作戦じゃ」と意気込んでおったら、ついったで既に全国で伝播していた。さすがヲタの思考は似たり寄ったりかｗ ●ミサトは、立ち向かい続けた人だ。ナニを考えてるのか解らない上司の視線を背負いつつ、自身の過去や弱さも脆さも抱えたまま「今やらなきゃ先が無い」その現実から目を逸らさず、可能性を求め絶対に希望を棄てなかった。●いま、目の前で未曾有の事態が起こっている。エヴァの世界のように「日常」は脆かった。今度のことが長く尾を引くのは簡単に想像がつく。けど、生きてる自分たちにはまだまだやれることは沢山ある。あきらめてはいけない。ひるむな、日本！