【PFⅤ】終わりの道連れ【アフター】
■名前のない森の中、彼女は目を覚ました。
状況を飲み込めないままうろたえ、身じろぎすると、彼も目を覚ました。
「ああ、起きたか。すまんがもう少しじっとしていてくれ」
「ここは何処だ!何故貴様が…ファングヘイムは!」
「戦争は終わった。お前さんたちの勝ちだよ」
「おぉぉやtt 喜べないぞ!!だからここは何処だ!?」
「忙しい女だ…「これが落ち着いていられるか!!」
彼は静かに話し始める。
撤退指揮の最中に倒れ伏した彼女を見つけたこと、
彼女を人質にして逃げ延びようとする者達が居たこと、
そして彼女ごとそれらを排除しようとした者達も居たこと。
その全てが嫌になり彼女を救って逃げ延びたこと。
「お前、酔狂な奴だな」
彼女は笑う。
「もう一眠りしたら、また歩くぞ」
「へ?」
彼は目を閉じ、大きく息を吐く。
「さしあたって俺の家まで帰る」
「ど、何処の?どうやって!?」
「ハルゴルの少し南だ。お前は背負っていくから安心しろ」
「安心できないぞ!?敵国の真ん中まで行って私はどうする!!?」
「なに、異国から嫁を貰ってきたとでも言えば周りは手を出せん。
最低限、お前さんの身の安全は保証できる。野垂れ死ぬよりは良いだろう」
無言の時間を小鳥が鳴く。
「回復するまでで良い。せっかく最後に救えた命だ。大事にさせてくれ」
「本当に、酔狂な奴だ…」
■これillust/17872979のあと。
■ベアトリクスillust/16254308、亥将ミロクillust/16721419。
■企画元pixivファンタジアVillust/16194969
「櫛があれば、その綺麗な髪を梳いてやれたんだがな」
状況を飲み込めないままうろたえ、身じろぎすると、彼も目を覚ました。
「ああ、起きたか。すまんがもう少しじっとしていてくれ」
「ここは何処だ!何故貴様が…ファングヘイムは!」
「戦争は終わった。お前さんたちの勝ちだよ」
「おぉぉやtt 喜べないぞ!!だからここは何処だ!?」
「忙しい女だ…「これが落ち着いていられるか!!」
彼は静かに話し始める。
撤退指揮の最中に倒れ伏した彼女を見つけたこと、
彼女を人質にして逃げ延びようとする者達が居たこと、
そして彼女ごとそれらを排除しようとした者達も居たこと。
その全てが嫌になり彼女を救って逃げ延びたこと。
「お前、酔狂な奴だな」
彼女は笑う。
「もう一眠りしたら、また歩くぞ」
「へ?」
彼は目を閉じ、大きく息を吐く。
「さしあたって俺の家まで帰る」
「ど、何処の?どうやって!?」
「ハルゴルの少し南だ。お前は背負っていくから安心しろ」
「安心できないぞ!?敵国の真ん中まで行って私はどうする!!?」
「なに、異国から嫁を貰ってきたとでも言えば周りは手を出せん。
最低限、お前さんの身の安全は保証できる。野垂れ死ぬよりは良いだろう」
無言の時間を小鳥が鳴く。
「回復するまでで良い。せっかく最後に救えた命だ。大事にさせてくれ」
「本当に、酔狂な奴だ…」
■これillust/17872979のあと。
■ベアトリクスillust/16254308、亥将ミロクillust/16721419。
■企画元pixivファンタジアVillust/16194969
「櫛があれば、その綺麗な髪を梳いてやれたんだがな」
蒼鴉騎士団
souakishidann
旧振禁軍十二衛
kyuushinnkinngunnjuunie
pixivファンタジアⅤ
pixiv fantasia v
PFⅤアフター
ザイランス
zairannsu
PFⅤロマンス
pikufannfaiburomannsu
筋肉
muscle
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2011-04-06 16:50
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