幽雅に咲かせ、墨染めの桜

は、素晴らしい曲だと思います。「何だかんだで原曲が一番」とはよく言いがちですが、この曲だけはほんとに原曲を超えるアレンジがありません！！長く過酷な冬を耐え忍んで春に一気に花開き日本列島を薄桃色に染めながら北上する桜の力強い生命力と雅な美しさ。それでも僅かの間花開いて直ぐに散ってしまうはその美しさ故に殊更儚く感じる。幻想郷に異変を起こして迄そのほんの一時の満開に彼女は何を求めたのか？いや、満開の桜とは、一瞬の最上の輝きであるからこそ最高に美しい。だから人は満開の桜を求める。桜の美しさこそ日本に在りて然るべき。